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ペルーのマーケット Part.2

23 Jan 2012

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しばらく時間が空いてしまいましたが、ペルーのマーケット紹介の続きです。




ペルー料理が日本人の口に合う理由のひとつとして


「 魚介類が豊富 」 という理由も大きいと思います。



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魚介類をライムでしめたセビッチェにはじまり、フライやソテー、スープにと


ペルーならではの調味料・アヒコロラド、クミン、オレガノなどを使い


日本では味わったことのないシーフード料理に変身させていきます。


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※ホームステイ先のママサンドラは蟹でダシをとってスープにしてくれました。


このチュペと呼ばれる牛乳とチーズと玉子を入れたスープの上に乗っている魚卵は


キリスト教のセマナ・サンタ ( イースターの日 ) の日に


ペルーでは欠かせない食材だそうです。


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チリでもこんぶの丸くて太いもの( コチュジャージョ )や


岩海苔のようなもの( ルーチェ ) を食べることに驚いたものですが


チリのお隣の国ペルーでもスープに入れたりして海草を食べる文化がありました。


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私が見た世界の中では、海草を食べる文化はアジア独特だと感じていました。


( 実際、海草がよく取れる場所でもアジアへの輸出用だと言っていました。


 しかしアジアと言えども広し。韓国・中国・中華料理の影響を大きく受けている国は


 食べているようですがそれ以外の国ではあまり一般的ではないようです。)


またはその国ならではの食文化というよりも 「 日本食材・韓国食材ブーム 」 として


食べられるようになるか、ベジタリアンフードとしての認識の方が高いのではないでしょうか。


日本では海苔やひじき、わかめなど海草を食べる食文化が根付き、好んで食べますが


海外では 「 何この黒いの・・・気持ち悪い! 」 という人が多いんです。


あの独特の食感も外国人的には 「 紙を噛んでるみたいで嫌だ 」 と


言われたこともあります。


ペルーで海草を食べるようになったのも中華料理の影響なのかなぁ・・・?


はたまたアンデスの知恵かしら・・・?なんて


食の歴史に毎度毎度ロマンを感じてしまう私です。




前回の記事で書いた通り、たくさんの種類があるじゃがいもや唐辛子。


ペルーでは気候の違いから栽培可能な作物が異なり


じゃがいもや唐辛子に限らず、野菜の種類がとっても多いんです。


主食も地域により芋 (アンデス流域)、米 (海岸地域)、ユカ (アマゾン) と異なるので


一概に 「 ペルー料理は・・・」 と語れないほど多様性に富んでいます。


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種類が多いので 「 セボジャ・クスケーニャ(クスコの玉ねぎ)」 などと呼ばれるような


ご当地野菜が多いのも特徴です。


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私はホームステイしたアレキパという街はチーズで有名でした。


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パウダーの香辛料ではこの二つ 「 アヒ・パンカ 」( アヒコロラドという唐辛子を


乾燥して粉末にしたもの、辛味と風味が豊か ) と、


「 アヒ・パリージョ 」( ターメリックにイエローペッパーなどを加えた混合香辛料 )が


ペルー料理を語る上では欠かせません。


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日本にいた時は 「 ペルー = 民族が今も民族衣装を着て過ごしているような国 」 と


思っていました。


実際そういう地域もありますが、首都・リマに行けば日本と変わらないような生活を


しています。


物価こそ日本の何分の一かですが、スーパーは立派な構えで陳列もしっかりされており


そこに行けばペルーということを忘れてしまうほどです。


お気に入りのチチャモラーダ
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牛乳は缶に入って売っています。
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健康食品的なものや、減塩、代用甘味料商品が豊富なあたりは


日本とまるで変わりません。


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前半に紹介した、私たちが想像するような 「 庶民の台所的な市場 」 も


まだまだたくさん存在するし、でも後半に書いたような大型スーパーマーケットも


少しづつだけれども増えている。


旅情緒をくすぐるものは断然前者で、旅人の勝手な思いとしては


あのままの姿で残って欲しいとつい思ってしまうものの、


こうやって世界は少しづつ姿を変えていくのだなぁ・・・。


と、しみじみと思うのです。






日本にまだまだ馴染みのないペルー料理。


「 国としてどこが美味しかった?」 と聞かれれば、私は 「 ペルー料理 」 と答えます。


タイ料理やメキシコ料理も美味しいのですが、日本での知名度も高いので


私はペルー料理の美味しさをもっともっと伝えていきたいし


これからも料理していきたいです。


市場の活気や勢い、私が見たあの風景を思い出してペルー料理に


ソウルを込めていきたいなぁ...


と、今日もペルーへの想いを馳せるのでした。