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ペルー選挙事情のあれこれ

07 Jul 2011

6月上旬までペルーで行われていた大統領選。


日系人のケイコ フジモリ ( そう、アルベルト フジモリ元大統領の娘さんです。) も


立候補してただけあって、日本のみなさんの中でもちょっとは気にされていた方もいるはず。


この時期、ママサンドラのいえにホームステイしていて


ペルーの選挙事情を目の当たりにしていたので、ちょっと紹介したいと思います。







1 不思議なマーク


→ペルーを歩いていると必ずマーク ( 絵 ) のようなものを見かけます。


 それは木の絵だったり、アルファベットをマークのようにしたものだったり・・・。


 そのマークが家 (!) の壁一面にドドーンと描かれたりするので


 嫌が応でも気になってしまいます。


IMG_1926sachiperuvotar.JPG
※電柱に貼ってあったポスター。こんなかわいいマークなんです。


 そこで聞いてみたところ、そのマークは政党や立候補する個人を表すものだということです。


 「 ん?どういうこと??」 と首をかしげましたが、ペルーでは未だに識字率が低いので


 字が読めない人のために、政党や名前などをマーク化しているらしいのです。


 文字を読むことの出来る日本人の私からすると、それはそれは驚きでした。




2 投票は義務で罰金 (2100円)


→これも驚き!


 だから、みんなが投票出来るようにマークがあるんだと納得です。


 ペルーで2100円って言ったら大金です。


 だって、食事が200円で出来るんですからその10倍。


 日本物価にすると10.000円くらいです。


 そんなに払わなければならないなら、絶対行きますよね!




3 選挙権は18歳から




4 選挙委員は18歳以上から無作為に選ばれる


→選ばれる人は運悪く毎年選ばれてしまい、選ばれない人はずーっと選ばれない


 正真正銘 (?) 無作為のようです。


 ちなみにホームステイ先の息子くんは運悪く選ばれてしまってました。。。


 けっこう働かされるのに報酬がツナ缶1つで、申し訳ないけど爆笑してしまいました。




5 選挙運動がハデ!!!


→立候補者グッズを選挙カーから配ります。 ( って言うよりも投げます )


 そのものがけっこうしっかりしているので、好き嫌いというよりも


 もの欲しさに人が群がっていました。


 ちなみに私が見たものは


 ・エプロン ・帽子 ・コップ      …欲しくなるのも納得!? 




6 投票場所はネットで自分の場所をどこだか調べる。
 ( なぜか家族によって場所が違うことも )
 もしネットがなければ街でお金を払って調べなければならない。


→これ、ナゾですねー。


 なんででしょう?


 近くの公民館とか小学校で統一すればいいのに、と思ってしまいます。


 選挙間近になると、街には 「 あなたはどこの投票場所だか分かる?」 と看板を出した


 場所を教える屋さん (?) がいっぱいになります。






さ~て!ここからが面白いですよ~!!!






7 投票前日には選挙関連のテレビ放送がなくなる


→投票前々日までは、どこのチャンネルを回しても選挙!選挙!!なのに


 前日にはパタっ!となくなります。


 日本だったら追い込みで 「 これでもか~!」 ってくらい放映するのにね。


 理由は




 ゆっくり考えるため




 これ、ちょっといいかも。


 確かに、もう散々話は聞きました!って位、耳にしてますものね。




8 投票前日から翌日正午までお酒を飲んではいけない → 飲んだら逮捕です (!!!)


→これも7と同じ理由で、考えるために飲酒禁止なんですって~。


 スーパーのお酒コーナーはテープが張られて入れなくなってました。




さて!では当日です!




9 投票日当日朝は、立候補者の朝ごはんが中継される


→大統領候補が、ほのぼの~と朝ごはんを家族と食べてる光景・・・。


 すみません・・・私は朝から 「 ぷぷッ 」 って笑っちゃいました。


 「 なんで!?」 って感じじゃないですか?


 いい家族アピール?


 これもナゾです。。。




10 ( 大統領選に限り ) 50パーセント以上を取得しなければならない
  50パーセント以下であれば、上位2人が後日再度選挙をする


→今回の大統領選ではケイコ フジモリを含む5人の立候補者がいたので、


 なかなか初回で50パーセント以上をとるってのは難しいですよね。


 結局、初回は1位がオリャンタ、2位がケイコ フジモリになり


 オリャンタが50パーセントをとれなかったので


 1ヶ月後に最終決戦が行われました。


 その結果はと言うとオリャンタの勝利。


 最後まで接戦だったのですが、ケイコ フジモリは敗戦してしまいました。




10項目に渡り、興味深いペルーの選挙事情をお届けしましたがいかがでしたでしょうか?


選挙を取り巻く市民の動きは日本と似たようなところもあり


例えばケイコ フジモリが勝つと、自分に徳がある人


( 例えば警察官。アルベルト フジモリ時代、給料が良かったらしい ) は


ご近所さんに 「 お宅、ケイコに入れない?いいわよ~ケイコは~ 」 とかなんとか


個人的に選挙活動をしたりとか。


これをキッパリ 「 NO! 」 とも言う訳にもいかないのがご近所関係。


「 そうね~、いれとくわ~!」 と交わしながらも、そうじゃなかったりと


選挙に関係のない日本人の私は、けっこう楽しく眺めていました。


18歳からの選挙権ですが、小学生の子供までもが選挙速報を見ては喜怒哀楽したりして


お国柄の一言では言い表せない違いもありました。


いいとか悪いとかは別にして、とにかくカルチャーショックをたくさんうけた


ペルーの選挙事情、たまにはこんな話題もいいものですねー!

Comment

こどものうちから政治に興味がわくような選挙運動ならいいね。
物欲しさにむらがるって面白い♪

09 Jul 2011 | asumaru

asumaruさん
子供の反応には、ほんとビックリしたー!
興味を持てる運動ってのはいいよね。

13 Jul 2011 | Sachi

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