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アマゾン神秘体験~希望の光~

27 May 2011

翌日、朝日が昇ってまだすぐの頃パートナーの声で起きた。


どうやら毎朝この時間に薬草を飲まなければいけないらしい。


昨晩の恐怖で、もうアヤワスカは懲り懲りだ・・・と思っていた私には


薬草だって飲む気にならない。







でも・・・


「もうやめた!」 とも言えない私がいる。






優しく誠実そうな目をしたシャーマンの顔をチラっと見て


しぶしぶグラスに手を伸ばしグイっとカラカラの胃に流し込む。










うぅっ・・・・・・・・・。










アヤワスカ以上にまずい。










これから一時間は水を飲んではいけないと言う。


こんなにまずいものを飲んだのに一時間水を飲めないなんて・・・。












気分を変えるために重い体をひきずり外に出てみた。


その景色に目を疑った。












美しい・・・。












なんてジャングルが美しいんだろう。


なんて朝日が綺麗なんだろう。


地球って・・・こんなに美しかった?


それは、何度も見直すほどの美しさだった。












それからまた蚊帳に戻りウツロウツロしながらも昨日のことを思い出す。


重圧に押しつぶされそうになりならがらも見えたあの光。


あの光・・・。












あの光・・・・・。












あの光は・・・・・・・・。




































あの光は夫だった・・・。




































それから昼過ぎまで食べてはいけないと言われていたので


起きてはお茶を飲み、また横になり考えては起きて鳥の囀りを聞き


「 食べていいよ 」 と言われた時間に食事の準備をする。




けれども・・・火をおこすのにも一苦労。


丸一日食べていないので体力がまるでなくなっている。






でも・・・失った体力とは裏腹に、思いの他気力はしっかりしている。


その唯一残された気力を振り絞り食事の準備を始めると不思議な感覚に気付く。




野菜を切るたびに感動が溢れる。


これは大袈裟なんじゃなくて、サクっと切るたびに










「ありがとう」 「ありがとう」 「ありがとう」









そう思う。










周りを見渡してみると、とにかく目に見えるもの、触れるものが愛でいっぱい。


まるで愛というエネルギーが目に見えるかのよう。


なんなんだろう、この温かい感覚・・・。










そうこう繰り返してるうちに夜になる。


電気がないので日が暮れる時間には強制的に床に就かなければいけない。


しかし日中も寝ているのでなかなか寝付けない。


寝返りを何度も打ちながら今日一日のことを考える。


















あの光は・・・紛れもなく夫だった。


















どんな地獄のような恐怖の中でも、彼がいたから生きていられた。


彼がいたから今日があった。


彼がいれば、どんなことも乗り越えられる。










そう思えた。










今まで、それはまるでオシャレのように、ファッションのように


そう思ったことがあった。










でも今は違う。


















彼となら生きていける。


















「 ホンキで 」 思った。










いつの間にか深い眠りについた翌日、こんな思いが頭をかすめた。


















「今晩、もう一回だけ・・・飲んでみようかな。









                                     アヤワスカ・・・」


sanIMG_9366.JPG

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