エチオピアのマーケット
25 Nov 2010

※東の中央あたりにエチオピアがあります
エチオピアでは、首都のアディスアベバ以外の町・村では、週に一度行われる
マーケットが食料確保の場になります。
よくエチオピアを旅スル人たちの間では、
「 エチオピアって、メニューに書いてあるものの8割がないよね。」 という話になるのですが
これがなぜだか理由が分かりました。
マーケットが週に一度なので、マーケットから日が経ってしまうと在庫がなくなるんです。
例えば日曜にマーケットがあれば、日曜はメニューに書いてあるもののほとんどが
食べられるんです。
そしてまず最初に肉がなくなるので、肉メニューは火曜・水曜あたりで終わりです。
木曜にはじゃがいもがなくなってスープが出来なくなり、
金曜には具が少ないチャーハンしか出来なくなります。
そして土曜には米もなくなるので、何もないという状態になるんです。笑
ですので、「 エチオピアって、メニューに書いてあるものの8割がないよね。」 という話は
正しくは、「 マーケット直後は何でも食べられるけど、マーケットから日が経つと
チャーハンかパンくらいしかないよね。」 なんだと思います。
たまに肉がいつでも食べられる場所もありましたが、大抵はそんな感じです。
と、エチオピアの厳しさというか面白さの前置きが長くなりましたが、
エチオピアは食材の種類がとても少ないです。
気候的には、高地なので軽井沢のような気候でそんなに悪くないと思うのですが
土壌が過放牧により劣化しているようで、採れるものが限られています。
マーケットに行けば一目瞭然ですが、
「 じゃがいも・玉ねぎ・にんにく・トマト・豆・唐辛子・小麦・テフ ( イネ科の植物 )」 と
少しのフルーツしかなく、少しの塩辛いおかずと主食・インジュラ ( テフから作られる
クレープのようなもの ) でおなかを満たしているんだろうな、と想像が出来ます。
そうです、エチオピアは世界最貧国なんです。
「 エチオピアごはん。」 でご紹介しているエチオピアの美味しいごはんたちは
きっと現地の人はめったに食べられないようなご馳走なんだと思います。
それを凌ぐためか、何なのか、エチオピアでは 「 チャット( またはチャート )」 と
呼ばれる葉っぱをむしゃむしゃ噛む習慣があります。
※どさっと置いてある葉がチャット。
チャットは精神高揚効果があるので、食べると眠くなくなったり、おなかがすかなくなったり
するものです。
さて、ではどんなマーケットなのかと言うとこんな感じです。
地べたにどーんと広げてますが、どこの店 ( 人? ) も品揃えは変わりません。
本当にこれだけなんです。
ないものと言えば、タッラと呼ばれるどぶろくのようなお酒と、
タッジと言うハチミツから作られるお酒くらいです。
エチオピアは今までで一番写真を撮られるのを嫌がる国 ( もしくはお金が必要 ) で
あまり撮れなかったのが残念・・・。
ですが、モノの少なさや雰囲気は伝わったでしょうか?
そしてエチオピアと言えば、昔から変わらない衣装と生活をしている人々ですよね。
Futoshi's blog 「 アフリカンセンス 」
少ない食材・食料なりに、その土地ならではの食べ物文化が栄えてくることを発見できるのが
食べ物を追いかけて旅している面白さです。
テフはグルテンが含まれてなく、アレルギー体質の方にはピッタリですし、
更にテフを使ったインジュラは発酵食品なのでパーフェクト!と言える食べ物ですね。
ただ、味がちょっと・・・( 笑 )というのが難点ですが
現地の人々の笑顔を見ればいろんな不安も吹っ飛ぶのでした。
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