トルコのマーケット
19 Jul 2010

※西はギリシャやブルガリアなどのヨーロッパ、東にはイランなどのアジアが広がっています
世界三大料理に名を連ねるトルコのマーケットでは、ヨーロッパとアジアの中継地点にある
その地形通り、両方のエッセンスを兼ね揃えた華やかなマーケットでした。
ギリシャを初めとするヨーロッパ料理や、インドを初めとするアジア料理でも大活躍の
ヨーグルトは、ここトルコでも欠かせない存在です。
ヨーグルトはデザートと言うよりも食材なので、日本では考えられないような単位で
売っています。
その量、なんと9kg! ( 下に置いてあるタバコと比較するとその大きさに唖然! )
主にヨーグルトはソースとして使われ、ジャジュクと呼ばれるキュウリとの和え物や
ハイダリと呼ばれるさっぱりとしたペーストはパンにつけて食べます。
中央・西アジアでは見られない豊富な数のチーズもトルコに入ると見られるようになります。
アジアから西周りに世界一周していると、ヨーロッパが近くなったことを感じる
一瞬でした。
木の実好きなトルコなので、ナッツ入りのチーズも多々。
日本でも有名な 「 さけるチーズ 」 もあります!
食べてみると味は日本とまったく同じ!!
低脂肪なのでダイエット中の方に好まれているそうです。
「 お酒のお供に・・・ 」 と思って買うのに、ついつい手が伸びてしまい
お酒の時間前に食べ終わってしまう美味しさでした。
ついつい手が伸びてしまうものと言えばドライフルーツ。
どこのお店にも、木の実と一緒にドライフルーツが陳列されていて、
たくさんの太陽を浴びたそれらは、自然の甘みたっぷり!
店の前で足を止めると、籠に山盛りになったドライフルーツから一つまみ握り
「 食べてみろ! 」 と勧められるまま色んな種類を試していると
ちょっと気になっていた小腹の空きもあっと言う間に満たされてしまうのでした。
中国の 「 饅頭 」 がシルクロードを通って、トルコでは 「 マントゥ 」 と呼ばれ
ヨーグルトソースをかけて食べられるようになりました。
マントゥは更に西 ( ヨーロッパ ) に進むと、「 ラビオリ 」 として食べらるように
なります。
饅頭からマントゥ、マントゥからラビオリ・・・すべて似ているので
歴史の様子が想像ついて楽しいですね。
緯度がほとんど同じなので、トルコで食べられる野菜は日本とほとんど同じです。
時期的になのか、実際マーケットで見ることは出来なかったのですが
面白いのが 「 白菜 ( Chinese cabbage )」 はトルコ以西 ( ヨーロッパなど ) では
生産されない ( 作れない? ) らしく、トルコからヨーロッパへ輸出されているそうです。
確かに白菜って中華とかアジアの野菜って感じですよね。
トルコにはあって日本ではあまり見かけないのが 「 スイートペッパー 」。
写真左のチリの形した野菜です。
形はチリを連想させるので辛そうですが、名前の通り甘く、パプリカに似た味で
肉詰めにしたり、煮込み料理に使ったりとトルコ料理には欠かせない存在です。
逆に右にあるチリは見た目のまんま激辛っ!!
スイートペッパーと似たような見た目に騙されて、
何度痛い ( 辛いを通り越して痛い ) 思いをしたことか・・・。
トルコ食材で忘れてはならないのが、ぶどうの葉。
この葉はさくら餅の葉のような食感が特徴で、肉や米をこのぶどうの葉で包むのが
代表的なトルコ料理のドルマスです。
果物も豊富で、街にはその場で絞ったフレッシュジュースが飲めるジューススタンドを
よく見かけます。
日本ではあまり馴染みのない果物では、プラムがありました。
日本で見かけるプラムは赤いものですが、トルコのプラムは青りんごのように
緑色したプラムです。
イラン ( トルコのすぐ東 ) でも街角でプラムをよく売っていて、
みなさんいつでもどこでも手軽な感じでプラムをかじっていました。
ある一面ではヨーロッパを感じ、そしてまた違う一面ではアジアを感じ・・・。
けれども、ヨーロッパでもなくアジアでもなく、
「 トルコ 」 が堂々と存在していることが分かりました。
店先でお茶をしている人たちに誘われるがまま、甘~いチャイを飲みながら
眺めているだけで楽しい、トルコのマーケットなのでした。