カンボジアのマーケット
13 Mar 2010
シェムリアップのオールドマーケット。
以前ここに来たときは、旅慣れてないこともありますが、入った瞬間の生臭さに
「 うっ・・・ 」となり、マーケットを直視出来ないくらいだったのですが
2年振りに来たここは、同じマーケットとは思えないくらい匂いはなくなっていて
綺麗とは言えないものの、以前に比べたら良くなっているように思えました。
アンコールワットの観光収入は人々の生活を豊かにし、清潔意識の向上にも
つながっているのでしょうか。
まず始めに 「 ヒカマ 」 と呼ばれるこのお芋。
何が特徴的って、味よりも毒性なんです。
このヒカマ・・・もちろん売っているこの塊状の根は食用なのですが、それ以外の葉や蔓など
この根以外すべて、毒なんです。
このヒカマが晴れて大衆の食べ物になるまで、いったい何人もの犠牲者を出したのか
想像もつきませんが、毒があると分かっていてもトライしたいほど美味しいとでも
説明しないと申し訳ないですね。
じゃがいものように皮をむくと、中は梨のように白く透き通っていて食感はシャリシャリです。
元々メキシコ産なので、タコスの健康的な代用食品としてやサルサにつけて食べたりするようで、
アジアでは生食をしたり、じゃがいものようにスープや炒め物に使ったりします。
ほとんどが水分と繊維質なので、ダイエット食品とも言えますね!
日本にはほとんど流通していないのが惜しいです!!
こちらはミニトマトサイズのちっちゃくまん丸のナスです。
日本では夏になれば揚げ物にしたり焼いたりしますが、この小ナスは生で食べられます。
さくっと野菜スティック感覚、一口サイズですのでお手軽な存在ですね!
馴染みのない食べ方をすると言えば、日本ではスターフルーツはもちろんフルーツなので
生食ですが、カンボジアではスープの具材として使ったりします。
きゅうりは親指大サイズで、味は日本とあまり変わらないです。
トマトはグリーンのものの方が見かけることが多かったですね。
味はちょっと青臭く、日本のもののように甘くはないです。
アジアでは重要な位置を占めるのに、なぜか日本では馴染みのない 「 タマリンド 」。
アジア中にこの木があって、買うまでもなくそこら中に実が落ちています。
見た目だけでは想像もつかない、このイモムシのようなタマリンドはむいたりすることなく
まるごとすべて食べることが出来ます。
このタマリンド・・・本当にマルチな存在で、代表的なもので言えばインド料理の隠し味でもあり
確信犯でもある 「 チャツネ 」 の主要メンバーがタマリンドですし、
インドのマクドナルドではこのタマリンドのソースを頼むと追加でつけてくれる位、
認められてる存在なんです。
生食でも食べられますが加工方法で言えば、酢漬けにしたピクルス、塩漬け、
プラムと梅干を足して2で割ったような味の砂糖漬けと、なんと清涼飲料水としても
売っています!!
カンボジアの人々のたんぱく質摂取源となっている大量の魚は、
東南アジア最大の湖・トンレサップ湖から水揚げされます。
暑い時では35度にまであがるカンボジアでは、日本と同様、魚や肉を干して保存し、
トレイギアットと呼ばれます。
このトレイギアットとスイカを一緒に食べるのがカンボジアの人々のお気に入りだそうです。
トライしたことはないのですが、スイカに塩をふって食べるような感覚ではないでしょうか?
カンボジアのごはんって、タイ料理やベトナム料理と似ているんです。
タイやベトナム料理の方が有名なのですが、歴史を調べると実はカンボジアの方が
歴史が深く、ルーツはカンボジアのようなんです。
ですので、長い時間をかけてそれらの国を行ったり来たりして熟成した料理が
今のカンボジア料理なのではないでしょうか。
暑い国には暑い国なりの、土地柄にあった植物や調理法が育ち、国民のおなかと心を
まんぷくにするのでしょうね!