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Sachi

沖縄暮らし

11 Jun 2015

帰宅したら3月に沖縄を離れたママ友から手紙が届いていた。


***


1年半前、沖縄に越してきて間もない頃、どうしようもなく寂しい瞬間があった。


それは
自宅でまだ赤ちゃんのむすめといる時でもなく、
夜、静まりかえった部屋に一人いる時でもなく。


買い物へ行ったときに、誰も知り合いがいないこと。
わたしは誰も知らないし、誰もわたしを知らない。


周りは賑やかで、楽しそうで、たくさんの人がいるのに
誰もわたしのことを知る人がいない、そのことを知ってしまう
買い物中がとても寂しかった。


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***


時は経ち、
買い物に行けば誰かしらに会い、
そのままおしゃべりを楽しんだり、そのままお茶だってする。
小児科に行けば誰かしらに会い、「どうしたの~?」「うちもよー」なんて会話になる。


仕事に行けば「お母さん」でもなく「妻」でもなく、「さちさん」でもなく
「松尾さん」がいて、仕事を通して誰かの中に存在している。


***


そうか、沖縄に越してきた頃のわたしは
「わたし、ココにいるんだよ!」って叫んでいたんだ。


自分の存在って、誰かの中に生きていると知ったときに気付くもの。


ママ友からの手紙で、《友人のなかにわたしが存在していた》という事実を知って
わたしはすごく嬉しくなった。


***


待っていても、わたしのことには誰も気付いてくれない。


だから、もっともっと、出て行かなきゃ。


「わたし、ココにいるんだよ」。


「わたし、ココにいたんだね」。

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06 Jun 2015

しばらく、むすめの朝食に悩まされていた。




・・・食べない!




というか、朝起きてからのグズりが半端じゃない。


なんなら小一時間はグズっている。


もちろんわたしの朝の仕事ははかどらない。


まぁ、それも見越して朝の仕事は全部夜中に済ませるから、なんとかなるんだけれども。


にしてもグズる!食べない!!


・・・結果、保育園で10時くらいには「ごはん食べたい-」ってなる。


それを保育士さんに言われると「いや・・・わたしもがんばってるんですけど・・・」ゴニョゴニョ・・・みたいな。




果物でもいいんですよ?なんでも、なんとか食べさせて!←保育士さん




うーん、そうかぁ。
果物かぁ・・・。


・・・と、しぶしぶバナナやりんご、キウイなどをあげる。


まぁ、食べますよね~。美味しいもんね~。




寝る時間が遅いんじゃない?って。
いやぁ、うち20時くらいには寝るんです。
6時前後には自ら起きてくるから、起こしたこと一度もないんです。


運動が足りないんじゃない?って。
いやぁ、なんなら朝から散歩行ってるくらいです。


_MG_0007blog.JPG




わたしの理想はですよ?


出汁とって、野菜いっぱいいれた味噌汁と、雑穀米やらキヌアやらいれたごはんと魚でも
食べて欲しいんですよ、朝は!


そうしていて、食べていた時期もあったんだけどなぁー。うーーーん。


果物ねぇ・・・。


果物ねぇ・・・。


・・・とスムージーにしてあげたり、玄米シリアル食べさせたり
あれやこれやとやってるうちに行き着いたのは、




起きてすぐ、むすめのテンションがあがるものをとりあえず食べさせる!!




たとえば果物の盛り合わせとか、バナナジュースとか、ゼリーとか。


これをほんのちょっとだけ、ほんのちょっとだけしかあげないんだけど
起きてすぐそれを発見するだけであんなに悩んでいたグズりも
食べない~と言っていたのもなくなり
好物でテンションがあがるのか、なんなのか
その後の和食をスムーズに食べてくれることに気付いた!


一般的には、そしてわたしの固定概念では
「甘いものは食事のあと」だったんだけど
思い切ってコレを崩してみたら、うちのむすめには効いたみたいで
好物を食べたあとに、ちゃんと食事を摂れるようになったー。わーーーん!涙


ほんのちょっとしかあげてないから、食事には差し障りがないのかな?


まぁ、自分に置き換えてみても、朝は気持ちよく迎えたいし
好きなもの食べたいよなぁーって。


ちなみに、フルーツジュースやゼリーは手作りです。
甘いものをあげることは妥協したけど、やっぱりこれは妥協できないところで。
てんさい糖のグラニュー糖も近所には売ってないから、わざわざネットで買って~、
豆乳やら野菜ジュースやらでゼリー作っておく訳ですよ。
来週は、甘酒スイーツにしようかな。


***


正しいことは分かっていても、育児にはしばしばそれが我が子には
当てはめられないこともある。


理想と、妥協と、理想と、妥協と。
・・・の無限ループ。


その中でもほんの少しの「これだけは!」は大切にしながら
まぁまぁの母親になっていきたいと思うのであります。

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26 May 2015

面倒だなぁ、と、時々自分で思う。


仕事を始めると、むすめと一緒にいられる時間が限られる分
逆に一緒にいる時間はしっかり向き合って、接していられる。


「あ~、たまにはひとりにして~」と思っていた頃とはまったく違って
短い時間の充実度はとっても高い。


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仕事は仕事で、スピード感や緊張感、達成感・・・
育児になかったものがたくさん得られる。


今は、育児と仕事のバランスがわたしにとってちょうどよく
日々充実している。


2歳まで思う存分育児できてきたから、だから今、こう思えるんだと思う。


保育園にいれるまではなんだか長時間離れることが怖かったけど、慣れって怖い。


保育園に入れたことで「離れることもできる」と知ってしまうと
「あぁ、あれがやりたい。これがやりたい」とたくさん浮かんできてしまう。


今では我慢してるつもりはなかったけど、無意識に「今は無理だ」と思っていたんだと思う。


そして離れている時間、、、趣味の時間、自分の時間が充実してくると
今度はそれはそれで、
「もしかしたら今、この時間、むすめはわたしに会いたがってるのかもしれない
 一緒にいてあげた方が良かったのかな」
などと考え出してしまう。


むすめには生きる楽しさを、親がそうしていることで伝えていきたい。


言葉じゃなく、生きている姿で見せていきたい。


その反面、ベッタリ一緒にいてあげたほうがいいんじゃないのかな?
とも今も思うこともある。


適度な自分時間で、いつもニコニコのお母さんをしていたいけど
適度というのはどんなものなのか、まだまだ分からないまま今日も過ぎていく。

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22 May 2015

むすめが体調を崩してグズグズの時
わたしから離れないものだから、夫が家事をこなしていてくれた。


ある朝。


むすめはやっぱりずっとわたしの抱っこじゃなきゃダメでお弁当も作れない、朝ご飯も作れない。
お皿も洗えないし、洗濯も干せない。


あげてみれば、あげてみるほど




できない」ことだらけ。




いつも通り正確に進んでいく時計を眺めては
「はぁ」とため息をつき、焦るばかりだった。




ある日。


午前は夫が仕事を休みむすめの看病を、わたしが仕事へ。


出掛けに
「洗濯機の中の洗濯ものもそのままでいいし、シンクの洗い物もそのままでいいからね!」
と言い放って、わたしはパタパタと慌ただしく出勤して行った。


午前の仕事を終え、帰宅すると散らかってると思っていた部屋は綺麗で
洗い物は済んでいて、洗濯物は干してあった。


更に美味しそうなランチも、なんなら晩ご飯の下ごしらえさえ済んでいた。


むすめは意外と楽しそうに遊んでいる。




嬉しさと一緒に、わたしの中には挫折感がたちこめてきた。




わたしだったら・・・


グズグズしているむすめに手一杯で家事なんて出来なかっただろうし
グズグズしているむすめにイライラだってしていたかもしれない。


この差はなんだろう・・・。


夫のほうがよっぽど






いいお母さんだ。






今まで、叶えたいと思うことは叶えられてきたし
立派でなくても、達成したいと思ったことは達成できてきた。
要は振り返ってみれば後悔はないし、挫折したことがなかったのかもしれない。




わたしはきっと「いいお母さん」になりたいんだ。


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「いいお母さん」になる必要がないって分かっていても
丁寧なごはんを作ってあげたくって、それをいつもちゃんと食べて欲しくって
テレビを見ないで外で遊ばせてあげたくって、
おやつも手作りのものを食べさせたくって、
夜も20時には寝かせてあげたくって。


そして、そんな理想のお母さんのわたしは
いつもニコニコしている


・・・はずだった。


でも、一日中べったりされると「もうやめてー」とも思うし
声だって大きくなってしまう。


ニコニコしてるはずのわたしは眉間に皺を寄せて、困った顔ばかりしている。


そんな自分に嫌気がさして、むすめを抱きしめて泣いたりだってする。


泣いてるわたしをむすめは逆に「だいじょうぶ?」と抱きしめてくれる。






それだけで、それだけでいいじゃない。






ちゃんと人を思いやれる子に育っているじゃない。


そんなつもりはなくても、わたしはわたしに多くを望んでいて
そして、それをむすめにも求めていたのかもしれない。


育児は、人生で初めての「思い通りにならない経験の連続」で
挫折とのたたかいなのかもしれない。


こんなにも「できない自分」と向き合わなくちゃいけない、この大変さ。






「いいお母さん」ってなんだろう。






それはまた、答えのない質問で
それはまた、きっとずっと考え続けるのかもしれない。


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11 May 2015

体調が悪いからかむすめのグズりがひどい。


「ギュー(だっこ)して~」「ギューして~」と一日中言われていると


最初は「はいよ~」とだっこしてたのが、そのうち
「ちょっと待って~」、そして「待ってってば!」と少し声が大きくなってしまう。


そんな自分にハッとすると、


むすめは「待ってるぅ・・・」と素直に足下でちょこんと待っている。




あぁ・・・ごめん。。




あなた以上に大切なことは何もないのに。


つい皿洗いとかしようとしたのが悪かった。
別に皿なんて洗わなくったって、なんてことないのに。


寝付いたむすめの寝顔に
「ごめんね」と、たくさんの「ありがとう」をしていると
「おかーしゃぁん、ちゅー」と寝ぼけてちゅーしてきた。


***


子どもは、きっとわたしがむすめを想っているよりも
もっともっと、母のことが大好きで
どんな母でもわたしを受け入れてくれている。


愛を与えてるようで
わたしは今日もむすめからたくさんの愛をもらっていた。


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22 Apr 2015

朝起きて、カーテンを開けて深呼吸したらコーヒーを淹れる。


「おはよー」と起きてきた、まだ眠気まなこのむすめをぎゅーっと抱きしめると


「おとーさんは?」とむすめが言うので、むすめと一緒に夫を起こしに行く。


半分夢のなかにいる夫に、むすめと一緒に寄っかかりながらしばらく布団の上で遊ぶ。




今が一番しあわせ。




昨日もおとといもそう思っていた。


明日は分からないけど、今はしあわせ。


そうやって「今」を大切にすることが「ずっと」しあわせにつながるような気がして


今日も「今」を生きることにするのです。



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22 Apr 2015

世界中を旅していたものの、日本はと言うと、関東以外で暮らしたことのなかったわたし。


あまりにも違う本土との習慣に、戸惑うことも多かったけれど


1年経って、最近ようやく受け入れることができたように思います。


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