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Sachi

2015年6月

21 Jun 2015

今、夜中に茄子を揚げています、わたし。


夫の大好物の茄子の揚げ浸しを作るために。


虫の音と、寝室から時折聞こえるむすめの寝言、


そして夜中に料理する時のお決まりBGM・HIROSHI FUJIWARAのピアノを聴きながら


もくもくと、ただ、細く切った茄子を揚げ続けています。


それは、料理という作業でなく
それは、わたしにとって、一種の愛情表現で。


起きたときに冷蔵庫を開けて喜ぶ顔が見たくって。
「美味しい」のシグナル、止まらない箸が見たくって。


時計の針はもうすぐ1時になってしまうけれど
「そうだ」と思いつき、大根を下ろし始める。


みぞれの揚げ茄子で、また、更に喜んで欲しくって。




やっぱりわたしにとって、料理は、作業でない。


やっぱりわたしにとって、料理は、大好きな時間だ。

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20 Jun 2015

むすめがお風呂からあがってきてそのまま抱っこで寝てしまった。


裸んぼでスースーと寝息をたてている姿が
かわいくって、愛おしくって。



あぁ、そういえば抱っこでねんねも
赤ちゃん時代に比べたら全然少なくなったし


あぁ、そういえば赤ちゃんの時よりも
こんなに大っきくなって、こんなにしっかりして。




たまにうっすら目を開けて、わたしのことを確認して
ちょっと微笑んで、また眠りの世界に戻っていく。


こんなにも安心しきった顔しちゃってさ。


思わず


「ありがとー」


・・・わたしをお母さんにしてくれてありがとーって、ぎゅっと強く抱きしめて
そしてそのまま起きるまでずっと抱っこしちゃったよ。




赤ちゃんの頃に比べたらずっしり重くって
起きた頃には肩がパンパンで。


その痛みさえも、なんだか心地よくって。


わたしは満ち足りた気分だった。

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11 Jun 2015

帰宅したら3月に沖縄を離れたママ友から手紙が届いていた。


***


1年半前、沖縄に越してきて間もない頃、どうしようもなく寂しい瞬間があった。


それは
自宅でまだ赤ちゃんのむすめといる時でもなく、
夜、静まりかえった部屋に一人いる時でもなく。


買い物へ行ったときに、誰も知り合いがいないこと。
わたしは誰も知らないし、誰もわたしを知らない。


周りは賑やかで、楽しそうで、たくさんの人がいるのに
誰もわたしのことを知る人がいない、そのことを知ってしまう
買い物中がとても寂しかった。


_MG_5434blog.JPG


***


時は経ち、
買い物に行けば誰かしらに会い、
そのままおしゃべりを楽しんだり、そのままお茶だってする。
小児科に行けば誰かしらに会い、「どうしたの~?」「うちもよー」なんて会話になる。


仕事に行けば「お母さん」でもなく「妻」でもなく、「さちさん」でもなく
「松尾さん」がいて、仕事を通して誰かの中に存在している。


***


そうか、沖縄に越してきた頃のわたしは
「わたし、ココにいるんだよ!」って叫んでいたんだ。


自分の存在って、誰かの中に生きていると知ったときに気付くもの。


ママ友からの手紙で、《友人のなかにわたしが存在していた》という事実を知って
わたしはすごく嬉しくなった。


***


待っていても、わたしのことには誰も気付いてくれない。


だから、もっともっと、出て行かなきゃ。


「わたし、ココにいるんだよ」。


「わたし、ココにいたんだね」。

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06 Jun 2015

しばらく、むすめの朝食に悩まされていた。




・・・食べない!




というか、朝起きてからのグズりが半端じゃない。


なんなら小一時間はグズっている。


もちろんわたしの朝の仕事ははかどらない。


まぁ、それも見越して朝の仕事は全部夜中に済ませるから、なんとかなるんだけれども。


にしてもグズる!食べない!!


・・・結果、保育園で10時くらいには「ごはん食べたい-」ってなる。


それを保育士さんに言われると「いや・・・わたしもがんばってるんですけど・・・」ゴニョゴニョ・・・みたいな。




果物でもいいんですよ?なんでも、なんとか食べさせて!←保育士さん




うーん、そうかぁ。
果物かぁ・・・。


・・・と、しぶしぶバナナやりんご、キウイなどをあげる。


まぁ、食べますよね~。美味しいもんね~。




寝る時間が遅いんじゃない?って。
いやぁ、うち20時くらいには寝るんです。
6時前後には自ら起きてくるから、起こしたこと一度もないんです。


運動が足りないんじゃない?って。
いやぁ、なんなら朝から散歩行ってるくらいです。


_MG_0007blog.JPG




わたしの理想はですよ?


出汁とって、野菜いっぱいいれた味噌汁と、雑穀米やらキヌアやらいれたごはんと魚でも
食べて欲しいんですよ、朝は!


そうしていて、食べていた時期もあったんだけどなぁー。うーーーん。


果物ねぇ・・・。


果物ねぇ・・・。


・・・とスムージーにしてあげたり、玄米シリアル食べさせたり
あれやこれやとやってるうちに行き着いたのは、




起きてすぐ、むすめのテンションがあがるものをとりあえず食べさせる!!




たとえば果物の盛り合わせとか、バナナジュースとか、ゼリーとか。


これをほんのちょっとだけ、ほんのちょっとだけしかあげないんだけど
起きてすぐそれを発見するだけであんなに悩んでいたグズりも
食べない~と言っていたのもなくなり
好物でテンションがあがるのか、なんなのか
その後の和食をスムーズに食べてくれることに気付いた!


一般的には、そしてわたしの固定概念では
「甘いものは食事のあと」だったんだけど
思い切ってコレを崩してみたら、うちのむすめには効いたみたいで
好物を食べたあとに、ちゃんと食事を摂れるようになったー。わーーーん!涙


ほんのちょっとしかあげてないから、食事には差し障りがないのかな?


まぁ、自分に置き換えてみても、朝は気持ちよく迎えたいし
好きなもの食べたいよなぁーって。


ちなみに、フルーツジュースやゼリーは手作りです。
甘いものをあげることは妥協したけど、やっぱりこれは妥協できないところで。
てんさい糖のグラニュー糖も近所には売ってないから、わざわざネットで買って~、
豆乳やら野菜ジュースやらでゼリー作っておく訳ですよ。
来週は、甘酒スイーツにしようかな。


***


正しいことは分かっていても、育児にはしばしばそれが我が子には
当てはめられないこともある。


理想と、妥協と、理想と、妥協と。
・・・の無限ループ。


その中でもほんの少しの「これだけは!」は大切にしながら
まぁまぁの母親になっていきたいと思うのであります。

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01 Jun 2015

ごぼうを切っていると、いつも思う。




あぁ、わたしってまだまだ夫への想いがあるなぁ



と。


ごぼうって、下ごしらえがけっこう面倒。


特に子どもが小さくて手の掛かるうちは、出来れば避けたい食材。


でも、わが家では割とまめに出てくる食材がごぼう。


理由はいたってシンプル。




夫はごぼうが好きだから。




夫はしっかり歯ごたえのあるきんぴらごぼうが大好きだ。


帰宅して晩ご飯を並べ、きんぴらごぼうがあると必ず喜ぶ。


その顔が見たくて、手間が掛かるけれども、せっせとごぼうを切るのだ。




***




わたしはいい妻ではない。


気分屋だし、癒し系でもない。


あぁ、そういえば夫のズボンのボタン付けだってしてないや。


でも、ひとつだけがんばっていることがある。


【料理】。


_MG_9816blog.JPG


他になにも出来ないから、せめて美味しいごはんだけは、と


むすめが夜泣きで大変なときも、仕事をしている今も


むすめを寝かしつけた後、夜にしっかり下ごしらえをして、
夫が帰宅したときに食卓をしあわせの色に彩るようにしている。




むすめがやがて家を出て、いつかまた夫婦2人になり、
夫はおじぃに、わたしはおばぁになったその時までも
わたしはごぼうを切っていたいと思う。


そしてその時も、しわくちゃの夫を想っていたい。


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