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いいお母さんってなんだろう

22 May 2015

むすめが体調を崩してグズグズの時
わたしから離れないものだから、夫が家事をこなしていてくれた。


ある朝。


むすめはやっぱりずっとわたしの抱っこじゃなきゃダメでお弁当も作れない、朝ご飯も作れない。
お皿も洗えないし、洗濯も干せない。


あげてみれば、あげてみるほど




できない」ことだらけ。




いつも通り正確に進んでいく時計を眺めては
「はぁ」とため息をつき、焦るばかりだった。




ある日。


午前は夫が仕事を休みむすめの看病を、わたしが仕事へ。


出掛けに
「洗濯機の中の洗濯ものもそのままでいいし、シンクの洗い物もそのままでいいからね!」
と言い放って、わたしはパタパタと慌ただしく出勤して行った。


午前の仕事を終え、帰宅すると散らかってると思っていた部屋は綺麗で
洗い物は済んでいて、洗濯物は干してあった。


更に美味しそうなランチも、なんなら晩ご飯の下ごしらえさえ済んでいた。


むすめは意外と楽しそうに遊んでいる。




嬉しさと一緒に、わたしの中には挫折感がたちこめてきた。




わたしだったら・・・


グズグズしているむすめに手一杯で家事なんて出来なかっただろうし
グズグズしているむすめにイライラだってしていたかもしれない。


この差はなんだろう・・・。


夫のほうがよっぽど






いいお母さんだ。






今まで、叶えたいと思うことは叶えられてきたし
立派でなくても、達成したいと思ったことは達成できてきた。
要は振り返ってみれば後悔はないし、挫折したことがなかったのかもしれない。




わたしはきっと「いいお母さん」になりたいんだ。


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「いいお母さん」になる必要がないって分かっていても
丁寧なごはんを作ってあげたくって、それをいつもちゃんと食べて欲しくって
テレビを見ないで外で遊ばせてあげたくって、
おやつも手作りのものを食べさせたくって、
夜も20時には寝かせてあげたくって。


そして、そんな理想のお母さんのわたしは
いつもニコニコしている


・・・はずだった。


でも、一日中べったりされると「もうやめてー」とも思うし
声だって大きくなってしまう。


ニコニコしてるはずのわたしは眉間に皺を寄せて、困った顔ばかりしている。


そんな自分に嫌気がさして、むすめを抱きしめて泣いたりだってする。


泣いてるわたしをむすめは逆に「だいじょうぶ?」と抱きしめてくれる。






それだけで、それだけでいいじゃない。






ちゃんと人を思いやれる子に育っているじゃない。


そんなつもりはなくても、わたしはわたしに多くを望んでいて
そして、それをむすめにも求めていたのかもしれない。


育児は、人生で初めての「思い通りにならない経験の連続」で
挫折とのたたかいなのかもしれない。


こんなにも「できない自分」と向き合わなくちゃいけない、この大変さ。






「いいお母さん」ってなんだろう。






それはまた、答えのない質問で
それはまた、きっとずっと考え続けるのかもしれない。


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