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Sachi

2015年5月

30 May 2015

必要最低限なモノだけで生活していた旅をして頃。


バックパックに詰まったモノだけで生きていけることを知り
帰国後しばらくは必要じゃないモノに囲まれて生活したくなかった。


「それだけで生きていけるなら、それだけでいいじゃない」




***




時は3年ほど経ち、わたしは母になった。


そのわたしが今思うのは


「必要じゃないモノは選んだ分だけは必要」ってこと。


【必要なモノ】というと、ほんとに最低限。




でも生活していると
摘んできた野花を生ける花瓶はあったほうがいいし
流行じゃなくても、好きな洋服をまとっっていたい。
いつも使うグラスは、お気に入りのものがいいし
気分をさわやかにしてくれるアロマも、たまには新調したい。




必要か必要じゃないかって言われたら【必要じゃないモノ】も
毎日を気持ちよく暮らしていくためにはやっぱり、必要で。


そういうモノたちを、丁寧に選んで暮らしていきたい。




***




もうひとつ主婦には必要なモノ。


雑談。


子どもを育てる前は、スーパーや街角で立ち話しする奥様に
正直共感はなかった。
《立ち話し=おばちゃん》みたいな方程式が自分の中にあったし
きっと無意識に子どもを育てる前のわたしは
「あぁはならない!」と思っていた。


でも、今は【立ち話しは必要!】と言い切れる。


仕事を始めて、その雑談の必要性を知った。


仕事をする前は、毎日同じメンバーで集まってみんなで子どもを遊ばせて
そこであーでもないこーでもないと話していたことが今となっては
「こんなにも大切だったのか!」と思ってる。


それは「どこのスーパーが安い」とか、日々のちょっとした知恵に始まり
子どもの成長の相談・・・など多岐にわたるけど
そういった情報もそうだし、なによりもその時間が大切。
絶対必要なモノではないけれど、《人と話す時間のゆとり=心のゆとり》なんだと思う。


IMG_3832blog.JPG
※大好きなうさちゃんをずっと抱っこしていたくて、バスタオルで巻いているむすめ。




母という職業には四六時中子どもの時間で、自分の時間なんてない。


女性は共感のイキモノ。


夫に心配事や愚痴言ったところで意見を言われてしまう。


そうじゃない、女は共感して欲しいだけなんだ!


そこのところ女性同士はいい。


ちょっとしたことでも「そーだよねぇ、わかるー!」と言ってもらえる。


あぁ、そうそう、その言葉が欲しかったんだ、ってホッとする。


育児は仕事のように緊張感のあるものではないけれど
仕事のように終わるときは来ない。
赤ちゃんのときなんて、ブラック企業どころじゃない残業と夜勤の連続。
いくら待っても休日なんて来ない。
達成感もなければ報酬もないけど、ただただ愛おしい我が子のために
出来てしまう偉業。


そういうお母さんという仕事には、絶対!ゆとりが必要なんだな。


独身時代のわたしには分からなかったけど
必要か必要じゃないかって言われたら【必要じゃない雑談】も
毎日を気持ちよく暮らしていくためにはやっぱり、必要で。


そういう時間を大切に暮らしていきたい。


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26 May 2015

面倒だなぁ、と、時々自分で思う。


仕事を始めると、むすめと一緒にいられる時間が限られる分
逆に一緒にいる時間はしっかり向き合って、接していられる。


「あ~、たまにはひとりにして~」と思っていた頃とはまったく違って
短い時間の充実度はとっても高い。


IMG_3404blog.JPG


仕事は仕事で、スピード感や緊張感、達成感・・・
育児になかったものがたくさん得られる。


今は、育児と仕事のバランスがわたしにとってちょうどよく
日々充実している。


2歳まで思う存分育児できてきたから、だから今、こう思えるんだと思う。


保育園にいれるまではなんだか長時間離れることが怖かったけど、慣れって怖い。


保育園に入れたことで「離れることもできる」と知ってしまうと
「あぁ、あれがやりたい。これがやりたい」とたくさん浮かんできてしまう。


今では我慢してるつもりはなかったけど、無意識に「今は無理だ」と思っていたんだと思う。


そして離れている時間、、、趣味の時間、自分の時間が充実してくると
今度はそれはそれで、
「もしかしたら今、この時間、むすめはわたしに会いたがってるのかもしれない
 一緒にいてあげた方が良かったのかな」
などと考え出してしまう。


むすめには生きる楽しさを、親がそうしていることで伝えていきたい。


言葉じゃなく、生きている姿で見せていきたい。


その反面、ベッタリ一緒にいてあげたほうがいいんじゃないのかな?
とも今も思うこともある。


適度な自分時間で、いつもニコニコのお母さんをしていたいけど
適度というのはどんなものなのか、まだまだ分からないまま今日も過ぎていく。

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22 May 2015

むすめが体調を崩してグズグズの時
わたしから離れないものだから、夫が家事をこなしていてくれた。


ある朝。


むすめはやっぱりずっとわたしの抱っこじゃなきゃダメでお弁当も作れない、朝ご飯も作れない。
お皿も洗えないし、洗濯も干せない。


あげてみれば、あげてみるほど




できない」ことだらけ。




いつも通り正確に進んでいく時計を眺めては
「はぁ」とため息をつき、焦るばかりだった。




ある日。


午前は夫が仕事を休みむすめの看病を、わたしが仕事へ。


出掛けに
「洗濯機の中の洗濯ものもそのままでいいし、シンクの洗い物もそのままでいいからね!」
と言い放って、わたしはパタパタと慌ただしく出勤して行った。


午前の仕事を終え、帰宅すると散らかってると思っていた部屋は綺麗で
洗い物は済んでいて、洗濯物は干してあった。


更に美味しそうなランチも、なんなら晩ご飯の下ごしらえさえ済んでいた。


むすめは意外と楽しそうに遊んでいる。




嬉しさと一緒に、わたしの中には挫折感がたちこめてきた。




わたしだったら・・・


グズグズしているむすめに手一杯で家事なんて出来なかっただろうし
グズグズしているむすめにイライラだってしていたかもしれない。


この差はなんだろう・・・。


夫のほうがよっぽど






いいお母さんだ。






今まで、叶えたいと思うことは叶えられてきたし
立派でなくても、達成したいと思ったことは達成できてきた。
要は振り返ってみれば後悔はないし、挫折したことがなかったのかもしれない。




わたしはきっと「いいお母さん」になりたいんだ。


_MG_0041blog.JPG




「いいお母さん」になる必要がないって分かっていても
丁寧なごはんを作ってあげたくって、それをいつもちゃんと食べて欲しくって
テレビを見ないで外で遊ばせてあげたくって、
おやつも手作りのものを食べさせたくって、
夜も20時には寝かせてあげたくって。


そして、そんな理想のお母さんのわたしは
いつもニコニコしている


・・・はずだった。


でも、一日中べったりされると「もうやめてー」とも思うし
声だって大きくなってしまう。


ニコニコしてるはずのわたしは眉間に皺を寄せて、困った顔ばかりしている。


そんな自分に嫌気がさして、むすめを抱きしめて泣いたりだってする。


泣いてるわたしをむすめは逆に「だいじょうぶ?」と抱きしめてくれる。






それだけで、それだけでいいじゃない。






ちゃんと人を思いやれる子に育っているじゃない。


そんなつもりはなくても、わたしはわたしに多くを望んでいて
そして、それをむすめにも求めていたのかもしれない。


育児は、人生で初めての「思い通りにならない経験の連続」で
挫折とのたたかいなのかもしれない。


こんなにも「できない自分」と向き合わなくちゃいけない、この大変さ。






「いいお母さん」ってなんだろう。






それはまた、答えのない質問で
それはまた、きっとずっと考え続けるのかもしれない。


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11 May 2015

体調が悪いからかむすめのグズりがひどい。


「ギュー(だっこ)して~」「ギューして~」と一日中言われていると


最初は「はいよ~」とだっこしてたのが、そのうち
「ちょっと待って~」、そして「待ってってば!」と少し声が大きくなってしまう。


そんな自分にハッとすると、


むすめは「待ってるぅ・・・」と素直に足下でちょこんと待っている。




あぁ・・・ごめん。。




あなた以上に大切なことは何もないのに。


つい皿洗いとかしようとしたのが悪かった。
別に皿なんて洗わなくったって、なんてことないのに。


寝付いたむすめの寝顔に
「ごめんね」と、たくさんの「ありがとう」をしていると
「おかーしゃぁん、ちゅー」と寝ぼけてちゅーしてきた。


***


子どもは、きっとわたしがむすめを想っているよりも
もっともっと、母のことが大好きで
どんな母でもわたしを受け入れてくれている。


愛を与えてるようで
わたしは今日もむすめからたくさんの愛をもらっていた。


_MG_9968blog.JPG


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