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◎ラタトゥイユレシピ◎
07 Aug 2013
夏野菜をふんだんに使った夏の定番メニューと言えばラタトゥイユ。
シンプルなレシピゆえに簡単にも作れますが、
逆を言えば、シンプルだからこそ丁寧に作ると奥深い味になり
簡単に作ったものとは比べ物にならないくらい美味しいモノになります。
世には「簡単」「時短」などのお手軽レシピが溢れていますが
たまにはそんな言葉からすこし離れてみて
「ゆっくり」「じっくり」「丁寧に」
ぱちぱちと素材がフライパンの上で踊る音や
ことこと揺れる鍋のリズムを楽しんでみてはいかがでしょうか?
途端に「主婦の仕事」としてやっていた料理が
心が軽やかに、晴れやかになるような・・・
それはまるで肩の力がすとーんと抜けるようなリラックスできる音楽と、
心地よいアロマが焚かれた部屋でヒーリングを受けているような
とっても気持ちのよい感覚が味わえるはずです。
毎日とはいかなくても、
そう、週に一度でもいいから
「おしごと料理」から「癒され料理」をしてみましょう。
愛情こめてじっくり手を掛けた料理たちは
美味しくなってあなたの元に返ってきてくれるはずです。
* * * * *
~絶品ラタトゥイユ~
《材料》
長なす 5本
ズッキーニ 3本
玉ねぎ 3つ
パプリカ 3つ
ミニトマト 30個
にんにく 3欠片
オリーブオイル 適量
コンプリートシーズニング 大2
塩 大1
バルサミコ酢 大2
黒砂糖 小2
《手順》
1 鍋にお湯を沸騰させて、ミニトマトをサッとゆがき皮を剥いておく。
2 パプリカの種、へた、白い部分を取り耐熱容器に並べラップをしたら
レンジで3分程加熱、裏返して再び3分程加熱。
冷めたらパプリカの皮を剥く。
3 材料をすべて、一口大サイズに切る。
4 にんにくを半分に切り、芽を取り除いたら、包丁の背でつぶしてから
大きめのみじん切りにする。
5 フライパンにオリーブオイルと10粒程度のみじん切りにしたにんにくを入れ
中弱火で火にかける。
※ここポイント!!
にんにくのいい香りをオイルに移す工程では火加減がとても重要です。
弱火でじーっくり移せばいいという訳でもなく、160度の温度が
一番香りが良く移る温度と言われているので、
中弱火で火にかけましょう。
6 5に玉ねぎを加え、周りが少し透明になるまで炒めたら
別に用意した大きい鍋に移す。
※ここポイント!!
材料を炒めてる途中でにんにくが焦げてくるので、焦げる前に取り出して
別の鍋に移してしまいましょう。焦げた匂いは野菜のいい香りを
台無しにしてしまいます。
7 6の要領で、パプリカ→ズッキーニ→長なす→ミニトマトと、別々に炒める。
※ここポイント!!
ただ炒めるのでなく、食材に焼き色が均一につくようにフライパンに並べて
火を入れましょう。
8 移した鍋にコンプリートシーズニング(☆)と塩をして、蓋をしたら
中火で15分火にかけます。
※ここで水分を加える必要はありません。
塩をすることで食材から旨味をふくんだ美味しい水分が出てきます。
火が強すぎると焦げてしまうので注意してください。
9 8にバルサミコ酢と黒砂糖を加え、更に5分中火で火を加えたら出来あがり!
※もし水分が多くでているようだったら、蓋を開けたまま加熱し煮飛ばしてください。
※お好みで冷やして召し上がってください。
☆コンプリートシーズニングとは?
アメリカで売られているハーブなどが配合された美味しい塩です。
日本でいうと、クレイジーソルトのような存在。
同じものを持っている方は少ないと思うので、ご家庭のマジックソルトや
クレイジーソルトで代用して、塩加減を調節してみてください。
☆今回のレシピでは、ずいぶんとたくさん出来上がってしまうのですが
茹でたじゃがいもにホワイトソースをかけて、上にこのラタトゥイユとチーズを乗せ
オーブンにかけグラタン風にしたり、色々アレンジして最後まで楽しめます。
* * * * *
パプリカの皮を予め取り除いたり、フライパンに材料を重ならないように並べたり、
にんにくを焦げる前に取り出したり・・・。
これって「わざわざ」やるにはけっこう手の込んだ作業。
でもね?
比べてみてください。
パプリカの皮が口の中に残る感じ、けっこう嫌ですよね。
にんにくの焦げた香りって、ぜーんぶに移っちゃって
野菜の香りが楽しめないんですよね。
そういった「ちょっと気になるコト」ぜーんぶ、丁寧にクリアしていきましょう。
「手のかかる、面倒なコト」を「愛でて」みたときに
いつもより料理が楽しくって、出来上がったごはんはすっごく美味しくって
きっと、大好きな人みーんなが笑顔になっちゃうhappyな食卓になっちゃうんですよ。
あまりにも忙し過ぎる毎日でも、時にはあえて時間を止めるような
じっくり愛でる料理を楽しんでみて欲しいです。
せっかく1日3回365日料理をするならば、「おしごと料理」から
「癒され料理」に考え方を変えて、その時間をリラックスできる時間に
変えていけたらいいなぁ。
そしたら、人生いまより豊かになる気がしません??
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