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ジャマイカごはん。~ジャークチキン編~
03 Apr 2013
ジャマイカと言って思い浮かぶ料理と言えば、やっぱりジャークチキンですよね。
今や野外イベントではけっこうな確率で出店されているジャークチキンは
数年前に比べれば、かなりの知名度になってきたように感じます。
とは言えども、実際ジャマイカで食べられてるジャークチキンってどんななの!?
と、食べてきました!ジャークチキン!!
ジャマイカの街を歩いていると至るところで目にするのが、このドラム缶。
このドラム缶を使って焼かれるのがジャークチキンです。
ジャークチキンを知らない方のために説明すると、ジャークチキンとは
フルーツやスパイスを調合したソースに、肉や魚などを漬け込んで焼いた料理です。
・・・って、そのような料理は世界中どこにでもありそうですが
ジャークチキンと呼ばれる料理は、オールスパイスというジャマイカ発祥のスパイス
(※わたしがスパイスの中で一番好きなスパイスです。
ナツメグ・クローブ・シナモンの香りを併せ持っている、見た目は黒胡椒に似ている
スパイス。) と、
ハバネロに似た、爽やか・・・かつ!!!強烈な辛味が特徴のスコッチボネットペッパーが
入っていることが特徴のようです。
ジャーク屋さんに行くたびに「何が入っているの?」と聞いたり
スーパーでジャークソースを見るたびに商品の内容を見て
ジャークの味を自分なりに研究してみましたが、結果、ジャークという料理は割りと寛容で
自由な料理なように思いました。
※パッケージがあまりにもかわいくって、大量買いしてしまったジャークソース。
お、重かった・・・。
その内容は、玉ねぎやりんごなどの野菜と果物の甘みを使い、
オールスパイス・スコッチボネットペッパー・ナツメグ・タイム(この二つのスパイスは誰に聞いても必ず使っていました)などの
パンチのあるスパイス使いを絶妙にマッチさせる分量で配合すればジャークなんじゃないの!!?
という、自己流の解釈に落ち着いたのです。
・・・と言っても「などの」であって、この「などの」の配合・分量が美味しさの秘訣ですけどね!
また、日本ではジャークと言えばチキンがお馴染みですが、本場ジャマイカでは
チキンに限らずポークや魚なども一般的に食べられていて
ちなみにわたしはチキンよりも断然!!ポークのほうが美味しいと思います。
※ネグリルにて、街のジャークポーク屋さん。
んもーーーー、すんごい美味しかった!!!!!
そして、彼のはにかみっぷりがまたっ!!!!!!
「jerk / ジャーク」という言葉は、最初名詞だったようですが、巡りめぐって
今は「jerking / 穴を開けて(スパイスなどを)浸透させる」という意味での動詞として使われていることを考えても
やっぱりジャークという料理はカリブ海を燦々と照らす太陽のように明るいジャマイカ人と同じで
懐の深い料理だと思います。
ということで、わたしも試行錯誤しながらジャマイカでのあの味を思い出し
自分なりのレシピを作り上げジャークを楽しんでいる今日この頃です。
これから夏が来て、ゆるーいレゲエを流しながらBBQでジャークを焼くのが
楽しみで仕方のないわたしなのでした!
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