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たまには私だってリゾート気分を

31 Mar 2013

都会的で騒々しい首都・キングストンを離れ、バスで約4時間の


ジャマイカ最西端にあるネグリルというリゾート地へ。


ここは、世界的にもリゾート地やハネムーンの地として名高く


人が集まるだけあって、カリブ海の綺麗さはもちろんのこと


ホテルなどの施設も充実しています。


今やカンクンやカリブ海沿岸で「オールインクルーシブ」
 (※ホテルのサービス料金体系のこと。
 名前の通り、飲み物や食事はもちろんのこと、ホテルによってはダイビングなどの
 アクティビティなどが含まれていて、ホテルによってはチップも不要ということで
 最初に規定の値段だけ払ってしまえば煩わしいことがない、
 という点で人気の高い料金システムです。)が知られていますが


そのオールインクルーシブ発祥の地はここジャマイカ。


それなら!ステキなホテルやサービスを調べてわたしたちも泊まろうじゃないの!!




IMG_5942sachijam.JPG



・・・とポチポチとネット検索してみるものの、どれもこれも予算を上回る
ホテルばかりで断念。
(※と言っても、わたしたちの予算設定がバックパッカー的予算なだけで
  ハネムーンなどで予算をそれなりに設けてる方々には、
  良心的で満足できる内容と予算設定だと思います。)


ネットで見るだけ見てしまい、妄想だけはいっぱいに膨れ上がった素敵なホテルでの時間を


消し去り、再びバックパッカー的生活にシフトチェンジするのは


まぁ切ないものでしたが、これが現実。


「わたしたちらしい過ごし方があるわ!ふん!!」と、意地を張るように言い放ったものの


気分だけ味わってもいいんじゃない?と、ホテルが立ち並ぶエリアの付近にあるビーチに行き(無料)


少し遠くに見える、ビーチパラソルの下でカクテルを飲みながら日光浴をする


セレブ(みんなセレブに見えてしまう、悲しきかなバックパッカー・・・)を横目に


持ってきたタオルを広げ横になり、帽子を顔にかぶせお昼寝。


水着のあともハッキリ分かるくらいこんがりと焼け「リゾートしたぞ!!」と自己満足すると


今度はタクシーに乗り「世界で一番美しい夕日」と謳われる夕日スポット・クリフサイドへ。


そこにある「Rick's cafe」というカフェに入り、ジャマイカのビール「RED STRIPE」を手に


人だかりの方へ行ってみると、観客の視線の先には100メートルはありそうな
ジャンプ台の上にいるマッチョ(死語?)で魅力的な体つきの男性が。


IMG_5688sachijam.JPG


どうやらそこから真下の海に飛び込む模様。


囃したてる観客のボルテージもマックスになり、マッチョボディの男性は軽やかにダイビング!


IMG_4677sachijam.JPG


IMG_4683sachijam.JPG


上がってくると勇敢なその彼に観光客はチップを渡すこと渡すこと!


さすがセレブ(しつこいようだけど、みんなセレブに見えてしまっている、あの頃のわたし)。






「彼のお給料がいくらか知らないけれど、ワンダイブであんなにチップが貰えるなら
 飛び込む甲斐があるわね。きっと、アメリカやヨーロッパから来たマダムに声を掛けられて
 お酒だってご馳走になったりとかしちゃうんだろうし、
 その後だって・・・ブツブツ・・・」






なんて、どうでもいい想像をしながら次から次へと飛び込むナイスガイ(複数名マッチョくんがいる)を


眺めていたのでした。




・・・って、おっと!そうそう!!




ここへ来た目的はマッチョくんを見に来たのではない!
わたしはマッチョくんを見定めに来たセレブのマダムじゃなかった!!




敷地内にあるステージで演奏されるメロウなレゲエを聞きながら、ビールを飲み干し


夕陽を眺めていると、それまで弾んでいた会話も自然と言葉数は少なくなっていきます。


IMG_5722sachijam.JPG




世界で何番目に美しいとか、そんな基準は正直分からないけれど


旅の終わりを控えたわたしは






こうやって大好きなビールを飲みながら、静かな気持ちで地平線に沈む夕陽を眺められるのは
長い人生の中でもあと何回あるんだろう・・・


旅を終えたら、こうやって夕陽をただ眺める、沈む夕陽を待つ時間なんてないのかもしれない。


特別な言葉を交わすことなく、それでも
パートナーと同じ時間を共有している充足感を味わえる機会は
もうあと数回なのかもしれない・・・






・・・と考えてしまい、否が応でも切なくなってしまいます。




旅に出た時間は


世界遺産を見ただとか、誰かと出逢っただとか、そういうことだけじゃなくって


日本での忙しい毎日に流れていく時間を一度ストップをして


自分と向き合うことだったり


パートナーと向き合うことだったり


そういう、もっともっと内面的なことを知る


大切な時間だったように思えます。


IMG_4708sachijam.JPG




そういった経験はお金やキャリアと比較するものではないし


まったく別次元で存在するもので


普段意識してないだけで、でも、確実に誰もの中で生きている感覚なのではないでしょうか。




今日という日が、こんな気持ちで迎えられて良かったな。


ふと横を見ると、満たされた顔をしたパートナーの顔が夕陽色に染まって


ジャマイカの思い出として、わたしにひとつまた刻まれたのでした。


IMG_5827sachijam.JPG

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