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いろんな生き方 Part.5

15 Jan 2013

キューバへ旅立つメキシコの空港で気になった人たちがいました。


その二人は服装こそバックパッカーらしい服を着てるものの
どこか上品で、落ち着きのある年配のアジア人夫婦でした。



キューバはホテル、ゲストハウスというものではなく
政府に公認された家々が部屋や食事を提供してくれる『Casa Particular』という
民宿のようなところに泊まるのがバックパッカーの中では一般的です。
※もちろんホテルはあります。


目の前にいるアジア人夫婦はバックパッカーのようだけれども
そういったシステムを知っているのだろうか…。


また、通貨も旅行者が使うレートの高い通貨と、国民が使う通貨と二種類あるけれども
それも知ってるのだろうか…。


おせっかいな私はそんなことを気にして、その二人を気に留めてました。




そしてキューバに着き、空港の両替所で列に並んでいると


スペイン語が出来ず困ってる二人がやっぱりどうしても気になってしまって


パートナーが様子をうかがいに行きました。


話を聞いてみるとやっぱり、キューバの事情が分からなく


宿も何も分からない、とのことだったので


両替を手伝い、予め決めていたCasa Particularへ向かおうとしました。


その時、また違うアジア人の二人が困った顔でこちらに助けを求めてきたので


話を聞いてみると、相乗りしたい、とのことだったので


私と夫が二台に分かれCasa Particularへ向かいました。


向かったCasa Particularはあいにく五人しか泊まれず


二人は近くの違うCasa Particularに泊まらなければなりませんでした。


私たちの意見としては、違うcasaの方が広かったので


年配のご夫婦二人はそちらがいいのでは、、と思って勧めたのですが


どうやら二人はすっかり私たちを信用してくれたらしく


狭くても同じcasaにいたかったようで、若い二人を違うcasaへ案内して


その日は落ち着きました。




翌日、ゆっくり話をする機会ができたので聞いてみると


お二人は韓国人で、上品で落ち着いた雰囲気も納得の


仕事と人生を送っている方々でした。


では、なぜバックパッカースタイルで旅行をしてるのだろう?と聞いてみると


ずっとこうやって旅をするのが夢で、ようやくリタイアして


二人で夢を叶えに世界一周へと旅立ったそうです。


話を聞けば聞く程、落ち着いた話し口調とはうらはらに


熱い想いが次から次へと感じられて、


これからお二人が行く予定である国々を私たちはすでに旅をしてきたので


お二人のこれからの旅に役立つであろうことをたくさん伝えました。


そういった今までのやりとりで、私たちをとても気に入ってくれたお二人。


朝起きると、奥様は


「肌荒れにはこれがいいのよ?」と韓国のパックをくれたり


ビタミン剤をくれたりと、まるで鶴の恩返しのようによくしてくれました。




IMG_3200_1sachicuba.JPG
※あまりにもお気持ちが嬉しくて、写真まで撮ってしまった。




2,3日一緒に過ごしてお二人を見ていると、荷物がとっても少ないことに気付きました。


洋服はおそらくすべて2セット。


シャツはアウトドアの速乾性のもので、私たちと同じように


夜にシャワーを終えると手洗いした下着やシャツ類をベッドの脇に干して寝ていました。


厳選に厳選を重ね、必要なものを最小限しか持たない旅。


その中から私たちに色々分けてくださることの重要さに気付き


恐縮でもあり、それ以上の感謝の気持ちを受け取りました。


そして…
正直、自分の親ほどの年齢の人がこういう旅を出来るんだ、ということに驚き


同時になんだか、なんと言っていいか分からない勇気の類いの感情が湧いてきました。


IMG_3189_1sachicuba.JPG
※奥様のように、上品でチャーミングな年の重ね方をしたいなぁ…。
 憧れずにはいられないすてきな方でした。






旅をしているとたくさんのバックパッカーに出逢い、その大半は若い人たちです。


けれども時々、年配の方に出逢い、話してみると


どなたもその行動力とは裏腹に、とても落ち着いていて


「旅してる!」という勢いを感じるというよりも


旅をしている毎日がとても自然で、ライフスタイルのように感じる方々が


多いように思います。


また、自分の心に響いた記憶に残っている人たちを並べてみると


おのずと自分が欲しい未来が見えてくることにも気付きました。


私たちは知らぬうちに、自分の未来を描くための出会いを


たぐり寄せてるのでしょう。






私たちがこの旅を終えても、いつかまたきっとこんな風に旅出来る。






出来ない理由ばかり並べる未来にしないために
出来る理由を考える、そんな未来を描ける自分になろう。

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