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裸足の島
28 Sep 2012
キーカーカーは細長く、メインの道が縦に二本通っていて
右を見ても左を見ても海が見えてしまうほど小さな島です。
舗装道はなく、サラサラの白い砂で敷きつめられています。
早朝には掃除の人たちが熊手を持って丁寧に島中を掃除します。
綺麗だから裸足なのか、裸足だから綺麗にしているのか
どちらが先か分りませんが、島の人たちは裸足で街を歩きます。
「なんて自然な姿なんだろう!!」と感動を覚え、真似して自分も早速裸足に。
・・・なるほど、サラサラしていて気持ちが良い。
ふと、私のバイブル的存在の「パパラギ」を思い出しました。
※「パパラギ」→南太平洋の小さな小島に住む酋長がヨーロッパの文明に触れ、
感じたことを演説した内容の本。
この本に感銘を受けた人は少なくないですよね?
なんていうか、身体の機能を一つ取り戻せたような気さえしてきてしまうのです。
ギュっと踏み込む時に指と指の間に入り込む砂の感覚。
砂を蹴った後にサラサラと砂が剥がれる感覚。
砂が落ち切った後に足裏に流れる風の感覚。
雨の日なんて特に靴が意味のないものになります。
雨はサラサラの砂を泥のようにしてしまうので、靴を履いていると撥ねて仕方ないんです!
いっそ裸足の方が泥遊びのようで気持ちがいい!!
雨が降っても嫌な顔一つせず、それもまた生きることと言わんばかりに
淡々と生活する島の人たちに
また一つ大切なことを教わった気がしたのでした。
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