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メキシコごはん。~タコス編Part.2~
30 May 2012
ついついアツく語ってしまうタコス話。
前回からの続きです!
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
タコスは屋台で食べるかタコス専門のお店「Taqueria(タケリーア)」で
食べることが出来ます。
屋台では「Taco!taco!」とよく言っていますが、そう!タコスは複数系なので
単数では「Taco」なんです。
まずお店でも屋台でも看板には肉の種類が書いてあります。
この肉の種類が本当に豊富で、
「carne asada カルネアサーダ(牛肉のサイコロステーキのような感じ)」
「pastor パストール(ドネルケバブと同じように回転している肉をそいで食べる)」
「chicharon チチャロン(豚の皮を揚げたもの)」
など、聞いてるだけでヨダレが出てきてしまいそうなほど食欲をそそるものもあれば
「牛の脳みそ」や「昆虫」(←えぇぇっ!!?)などと
「それ・・・本当に美味しいの??!」と言いたくなるような変わり種もたくさんあります。
だいたい、そういった変わり種を出しているお店はそういったものだけを集めて
提供しています。
昆虫は昔から昆虫食の文化があるオアハカのみでしか見たことがありませんが
こおろぎの佃煮も「無理!!」と思っている私には食べられませんでした・・・。
海沿いの地域に行くと魚介を具にしたタコスがあったり、タコスと言えども
たくさんの種類があります。
※タコスの具材で一番ポピュラーなパストール
そう、タコスはフリースタイルで懐の深い存在なんです!!(←暑苦しいっ)
しかし、トルティージャにチーズを挟み焼いたものはタコスではなく
「Quesadilla ケサディージャ」と呼びます。
「チーズを乗せたタコスとケサディージャはそんなに違うものなの???」と
思っていましたが、長くメキシコにいるとその違いが分かるようになり
それ故こだわりも出てきます。
タコスは焼いたタコスの生地・トルティージャに具を乗せて食べるのですが
ケサディージャは焼く前のトルティージャにチーズを入れ半分に折り焼きます。
要は焼いた後に具を入れるか焼いた後に具を入れるか、それだけの違いです。
「そんなのどっちでもいいじゃーん!」
と思ったそこのあなた!!!!!
違います!!!
いや・・・実を言うと最初のうちは私自身がそう思っていたのですが今は違うと言えます。
だって本当に別物なですよーーー。
例えるなら・・・
炊いたごはんで作ったリゾット風のものと正しい作り方をしたリゾットがまるで別物なように
茶漬けとおかゆがまるで別物なように
その国の人が愛と誇りをそのレシピに持ってるその違いは
他国の人には理解するのが容易でなくてもやっぱり別物は別物なんです!!!
ふぅ・・・・・。
アツくなっちゃいました。
こういうちょっとした違いって、なかなか分からないのですが
誠意を持っていただきたいと思っています。
話はちょっと戻って、タコスの肉を注文すると山盛りにしてある予め下味を付けた肉を
一人前取り出しまな板でチョップします。
このまな板がユニークで真ん中が凹んでいるのです。
周りに広がらなくて合理的!!と感動した私は、このまな板を購入しようと考えましたが
流石に30kgもあるバックパックに木の厚いまな板を詰め込むことに躊躇い諦めました。
(でもいつか河童橋で買うんだ!!)
屋台であれば油を少しつけたトルティージャとチョップされた肉が
目の前の鉄板でアツアツに熱せられます。
トルティージャ二枚(場所によっては一枚)に肉を乗せ、パクチー(シーラントロ)と
みじん切りの玉ねぎを散らしたら、目の前にドン!と置いてもらえます。
では、いっただきまーーーす!!!
・・・と言う前に!
まだやることがありますが、この続きは次回に持ち越しちゃいますね。
では、また次回をお楽しみに~!!
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