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どこの国にも仕事には付きもののアレ

13 Apr 2012

※前回からの続きです。


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心が折れそうになったところをシェフの優しさでなんとか持ち直し、今日は3日目です。


その日もまず「 にんじんを6本、チャヨーテを3つ、いんげんを2袋でいいですか?」


と確認し、準備にとりかかりました。


IMG_8794mexrest.JPG



野菜を切っている間にも他の仕事を頼まれたりするのですが、


まだまだスペイン語の速さについていけないのが本音です。


しかし3日目に、突然名案が浮かんだのです。(名案って言うほどのものでもないですが)


それはメモの取り方のちょっとしたコツなのですが、驚くほど効果があったのです。


初めは「○○を5個、△△を7本・・・・・・!!!!!(スペイン語)」と言われ


私は「りんごを5個、バナナを7本・・・・・・」と日本語に直して


メモをとっていました。


これを頭の中の出来事も含め時系列に並べると・・・


「①スペイン語で話されて→②スペイン語として聞き取り


→③スペイン語から日本語に頭の中で訳して→④日本語でメモをとる。」ということです。


しかし、


「→③スペイン語から日本語に頭の中で訳して→④日本語でメモをとる」


という頭の中の作業が一瞬の出来事ですが短縮出来ることに気付き


「①スペイン語で話されて→②スペイン語として聞き取り→③スペイン語でメモをとる」


という作業に変えたら、ビックリするくらい仕事が速くなったのです。


と言っても、たぶん5秒くらいの差なのですが、仕事の速さが5倍になるって考えると


すごくないですか!!?(ふぅー。ちょっと興奮)


よく英語の勉強をするときに「すべてを英語で考えろ!」って言いますが


まさにこういうことなんだなーって身を持って感じた瞬間なのでした。


その発見から仕事がだいぶスムーズになってきて気分もだんだん盛り上がってきたのですが


やっぱり働くというのはコレが付きものなんだなーと思ったことがあったのです。


それは「理不尽さ」。


きっと新卒社会人の若者なら誰もがぶつかるであろう理不尽。


(なんて書くほど、私は幸いにも理不尽さに苦しめられたこともないのですが。。)


そうそう、それはメキシコにもありました。


シェフに「 sachi!切り方はエリカに聞いて○○を切ってくれ!」と言われたので


エリカに習っていると「あれ・・・でもこれって、こういう風に切ったほうが


いいのでは?」と疑問に思う節が。


しかし先輩であるエリカの言う通りに切っていました。


そこにしばらくするとシェフが来てこう言ったのです。


「 sachi...これじゃ美しくないし、無駄が出る。こうだよ。」と、ヤレヤレ顔で。


そのやり方は私が思っていた通りの方法だったということもあり


「えええぇぇぇぇ。やっぱりそうだよねー!」と思ったけど、これも社会・・・。


そうか、メキシコだってあるよね、こういうこと・・・。と言い聞かせ


もう一度やり直したのでした。


まぁ、でもこういうことがあった方がより覚えるから良かったってことで!


と、前向き翻訳機能を都合よく使って、その件は流してしまったんですけどね!




ソレより何より、誰かの指示を受けなければ仕事が出来ないのは


何とも気持ちが悪いものです。


このくらいの年になれば誰もが、8割方自ら仕事が出来るでしょう。


いえ、10割出来て更に新しいことをやっていかなければなりませんよね。


けれども私は久々に何も出来ない自分に直面してしまい、


どうにもこうにも情けなかったのです。


たとえここがメキシコでなくても、大なり小なり始めなんてそんなものなのかも


しれないけれど、指示なしで何も出来ない自分ってやっぱり気持ちが悪いもの。


そんなものかもしれないけど、それって嫌だなぁ・・・と


またもやぐるぐる考えてしまうモードに突入してしまった出勤3日目なのでした。

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