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モーレというもの

13 Mar 2012

12時の約束に合わせて、2kmほど離れた宿を出発したのは1時間前。


方向音痴の私は、一人で歩いていると気づいたらまるで違う場所にいた・・・


なーんてことが日常茶飯事なので、昨日料理を教えてもらえるように


約束をしたレストランまで行くのにも、必要な時間+30分の余裕をもって出発です。



予想通り、さほど複雑ではないのにも関わらず「 あれ?ここどこ?」状態。


何回も地図をひっくり返しては通りの名前を確認してやっと自分の位置を確認したのに


通り過ぎたり・・・。




あーーーーーー!!!私のバカっ!!!




と行ったり来たりしてる間にあっと言う間に約束の時間。


冷や汗をかきながらやっと見つけたレストランに「Hola!」と駆け込むとすぐ


用意されたエプロンを着けるように言われ、あらかじめ準備されたテーブルに案内されました。


そこには大量の野菜と肉。




・・・・・・・・ん?????




どうやらレストランに出すモーレをそのまま教えてくれるようです。






えええええ???!!!秘蔵のレシピとかじゃないのぉーーー!?!!?






と、心の中で突っ込みながら、言われるがままに大量の野菜をひたすら切ることに。


厨房で慌しく駆け回るスタッフに気を遣いながらも、


あのモーレにはこんなものが入っているのかー!!!!と思うと


興奮せずにはいられません。


モーレの、なんて表現していいか分からない深みのある味は、


メキシコ料理には欠かせない数々のチレ


( チレ=唐辛子。しかし日本人が想像するような辛いものばかりではなく


 日本で言うかつお節のような、まるでアミノ酸系の味を思い出させる


 メキシコ料理を語る上では絶対に欠かせない、おだし的存在です。)


や、木の実、シナモンなどの香辛料が絶妙にマッチした正真正銘メキシコ料理の最高傑作です。


IMG_8812mexrest.JPG


和食にはまったくない発想であるその組み合わせは新鮮そのもので


「感動」という言葉がよく似合うのです。


それに加え、揚げる、焼く、炒る・・・などの様々な手法を組み合わせることによって


味わったことのない味を再現出来ることが分かりました。




お料理好き、世界の料理好きの方ならご存知かもしれませんが


モーレとは一般的にチョコレートを使ったソースという認識をされているかと思います。


しかしモーレには黒、赤、緑などとモーレの中にもたくさんの種類があり


私が最初に習ったモーレ・アルメンドラード( アーモンドのモーレ)には


チョコレートが使われていません。


「モーレとはチョコレートを使ったソース」としばしば説明されていますが


厳密に言えば、それはちょっと違うようです。


IMG_8793mexrest.JPG
※こんな、草っぽいモノも使います。驚き!!!




様々な食材、様々な香辛料、様々なチレ、そして様々な調理法。


「モーレって美味しい!」だけだったら、こんなにのめり込むこともなかったかもしれませんが


一歩踏み入れてしまったら、「あぁ・・・知りたい。もっと知りたい・・・!!!」と思ってしまうのが


私の性格。


教えてもらったばかりのモーレ・アルメンドラードを食べながらある考えが浮かんできました。


その考えが浮かんだら、頭から離れないこと離れないこと!


ええぃ、言ってみればいいじゃん!!


・・・と席を立ってシェフのところに。






シェフ!私、あなたの料理が好きなんです。


もっともっとあなたの料理に触れていたい!


お金はいりません!


だから・・・






働かせてください!!!!!

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