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アメリカごはん。
20 Dec 2011
「アメリカの食事=ファーストフード」 というイメージ通り
アメリカにはジャンクなファーストフードばかり!!
アメリカ人のホットドック年間消費量は1人あたり60本と言われているんですから
「 ファーストフード好き 」 はイメージでも想像でもなく、本当に本当なんですね。
キャンプ生活で自炊をしていたので、ファーストフードばかり食べ続ける・・・
ということはなかったのですが、それでもスーパーに行けば
大量買いすればするほど安くなるシステムですし、大きい袋で買った方が安いので
目の前にそれがあれば、やっぱりそれを買う訳で・・・。
そんな環境なのでいつもは食べないプリングルスやスナイダースを片手にドライブ。
ううーむ、太るはずですよねー!
「 んもう!アメリカってば食文化がないし、食事へのこだわりが感じられないから
食事って面ではつまらないっ!!」
って思っちゃうこともありましたが、
アメリカの戦争・移民などの歴史から食べられるようになったケイジャン料理や
フランス・スペイン・フランス領アンティル・西アフリカ・南北アフリカの
食文化が影響されて形成されたクレオール料理がアメリカにはあります。(wikipediaより)
ファーストフードとジャンクなものばかりなアメリカで、この二つの料理に触れることが
アメリカで楽しみにしていたことの中の一つでした。
その中でも一番楽しみにしていたのが日本でもお馴染みの「 Gumbo/ガンボ 」。
ガンボとはスープストック、肉または甲殻類、
とろみ成分 ( 観光地で食べられるものはおくらが主流 )、
フランス料理のミルポワと関係のある 「 聖なる三位一体 」 と呼ばれる
玉ねぎ・セロリ・ピーマンを使ったシチュー・スープのことを指します。
フランス料理のブイヤベースを基に、西アフリカから持ち込まれたオクラ
スペイン人が持ち込んだ玉ねぎがmixされ出来たガンボ・・・。
ロ、、、ロマン!!!
歴史の背景があり作られたガンボに、料理のロマンを感じてしまうのは
・・・私だけで、、、すかね??
と、話が逸れましたが、このガンボは一般的に米と一緒に食されます。
香辛料のキリリとした香味をオクラのとろみがうまく和らげていて
自宅でもぜひ作りたい料理です。
また、スペインのパエリアがルーツのジャンバラヤもまた
ケイジャン料理・クレオール料理でもあります。
少しの滞在だったので、私もいまいち分かりきれてないのですが
ケイジャン料理よりもクレオール料理の方がフランス・スペイン料理などの
ヨーロッパ色が強く残っているようです。
香辛料は、パプリカ・カイエンヌペッパー・ガーリックパウダー・ブラックペッパー
オレガノ・タイムなどが使われています。
クラムチャウダーもまた、アメリカ発祥の食べ物です。
日本で馴染みのある白いクリームスープはニューイングランド風、
トマトベースのクラムチャウダーはマンハッタン風、またはニューヨーク風と呼ばれます。
サンフランシスコでは酵母と共に乳酸菌を使用した酸味のあるパンを用いた
「Chouder in a Sourdough 」 が有名です。
アメリカと言えどもかなりの大きさなので、「 アメリカは・・・」 とまとめるのは、
ちょっと雑かと思いますが
まだ国が新しいだけあって、広さの割りには食文化が乏しいように感じました。
しかし、その中でもケジャン・クレオール料理は飛びぬけて美味しく
歴史も調理法もすべて・・・もっと知りたい!と思ってしまう、アメリカごはんなのでした!
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