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ペルーごはん。
15 Aug 2011
ママサンドラの記事で大満足して 「 ペルーごはん。」 書くの忘れてました~!汗
ということでコロンビアの途中ではありますが、ペルー料理のお話です!!
ペルー料理の中でも一番好きなのが、セビッチェ。
魚や貝類をレモンでしめた、ペルーの代表的な食べ物です。
気に入ったら何度も同じものを食べたい私は、このセビッチェもやはり毎日食べていました。
魚ベースのモノ・貝類ベースのモノなどがあり、お店によって味はまったく違います。
付け合せには必ず、カモテ ( 芋 ) とマイース ( とうもろこし ) がセットで付いてきて
薄切りにした紫玉ねぎがトッピングされます。
そして影の主役とも言える、スープ。
魚介で取ったダシに、セビッチェのスープ ( これをレチェ デ ティグレと呼びます。) を
注ぎ、マイースをトッピングしていただきます。
しっかり味のある魚介のスープと、レチェ デ ティグレのさっぱりとしたライム味、
マイースの香ばしさが絶妙にマッチした、どれを欠かしても完成しない
見事なマッチングです。
何十回と食べた中で一番美味しかったのはリマの中華街の向かいにある市場の中の
セビッチェリア ( セビッチェ屋さん ) かな~。
どれほど好きだったかと言えば、通い過ぎて好みを覚えてもらったくらいです。
リマを経つ日には
「 今日、リマを経つの。だからもうあなたのセビッチェを食べられないことを
私はとても残念に思ってるの。最高に美味しかったわ!ありがとう!! 」
と、熱烈告白してきたほど ( 笑 )。
あー、あのセビッチェがまた食べたいな~!!
セビッチェに始まり、魚介料理が豊富なペルー料理。
Chufa de mariscos ( マリスコスのチャーハン ) は醤油を使っているので
日本人もダイスキな味。
ペルー料理が美味しいと言われる理由は文化の混合です。
スペインの植民地時代、19世紀にやってきた中国人の影響・・・。
どの歴史をとっても語ることの出来ないペルー料理は、そういった背景から
世界中のいいところ取りをして形成されていったのでしょう。
Chupe de mariscos ( 魚介のスープ)。
パン粉・牛乳・バター・パルメザンチーズを使った、コクのあるリッチなスープです。
ボリュームがあるのでスープというよりは主食になっちゃうほど。
こちらも醤油を使っていて日本人でも馴染みやすいロモサルタード。
ヒレ肉のことをロモ ( lomo ) と言います。
牛丼に似た感じもありますが、ロモサルタードの玉ねぎはシャキっと感が残った方が、
逆にフライドポテトは汁に浸かってシナっとした食感が美味しいです。
ペルー料理に欠かせない、アヒ アマリージョという香り高い唐辛子を使った
アヒ デ ガジーナ。
こちらもペルー料理の中でも三本の指入るくらいのお気に入りの一品です。
オリーブとゆで卵が必ずトッピングされます。
アヒ デ ガジーナに限らず、ペルー料理は
「 この料理にはこのトッピング!この料理には絶対これを一緒に飲む!」
と言ったようなセットがあり、必ずそれは崩されることなく守られています。
こだわりが強いんですね~。
ロコトというペルー原産の激辛唐辛子の中に詰め物をした
ロコト レジェーノ。( レジェーノが詰めるという意味のスペイン語です。)
確かにこのロコトは激辛なのですが、下処理の具合で如何様にでも辛さを調節出来ます。
この技はママサンドラのところで学んだので
日本で私がペルー料理教室をする時にでもお伝え出来たらな~なんて思っています。
( はっ!でも日本でロコトって手に入るのかしら!!? )
具材は牛肉、玉ねぎなどをアヒコロラドというペルーの調味料などで味付けしたものです。
ママサンドラのところでしっかりペルー料理を学べたこともあり、
外食をしていても
「 あ、ここの○○にはあの調味料が使われているんだぁ。なるほどなるほど。」 と
一人研究出来ることも出来て、いつもの何倍も楽しく、そして勉強になりました。
それでもまだ満足することは出来ず、
「 必ずまた料理の勉強をするために戻ってくるから!」
とパートナーに声を大にして宣言するほど気に入ってしまったペルーごはんなのでした。
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Comment
私もはまったセビッチェ超旨い!!
20 Aug 2011 | saxa
saxaさん
さーちゃん!
美味しいでしょー美味しいでしょー!
さーちゃんはメキシコのセビッチェ食べたのかな?
ペルーはまた違うから、ペルーでも食べてみてね☆
24 Aug 2011 | Sachi
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