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ベネズエラごはん。
12 Aug 2011
パートナーがロライマ山にトレッキングしている間の私の楽しみと言えば食べること。
( いつもと変わってなーい! )
ツアー会社で寝泊りを無料でさせてもらっているので、その周りの食堂を巡るのが
ランチタイムの日課になっていました。
どこの食堂に入っても必ずあって、美味しかったPollo euitard ( ポジョ エウイタード )。
※見た目は違うけど二つともPollo euitardです。
ペルーもそうでしたが、南米のお料理ってとろみ付けがコーンスターチなんです。
片栗粉がないってのも理由の一つかと思いますが
作り置きするにはコーンスターチの方が便利だからですかね?
Polloが鶏で、ユカ ( キャッサバ ) と一緒に煮込んでいます。
こちらはPollo en salsa negra。
salsaがソースで、negraが黒。
黒ソースはチポトレというチリとにんにく・クローブを使ったソースで
醤油とは違うものの、似たものがあり日本人でも美味しく頂ける味付けでした。
bifteckと呼ばれるビーフステーキ。
付け合せにはプラターノと呼ばれるバナナのフライが付いて来ることが
今までの南米との違いです。
南米中にいーっぱいあったエンパナーダもここでは少し変わっています。
他の国では皮が小麦粉ベースなのに対して、ベネズエラではとうもろこしの粉ベースなので
食べていて少し香ばしい感じが特徴的です。
中身は鶏肉か魚で、具沢山!
これをベネズエラの人々は朝ごはんに 「 軽く 」 食べているつもりらしいですが
私にはこれ一つで満腹でした。
一人でいたこともありカメラを出すことを躊躇してしまったので
あの雰囲気をお伝え出来ないのが残念でなりませんが
朝からエンパナーダの屋台に群がる人々のエネルギッシュな姿は
日本にはない、「 旅してるな~! 」 感がいっぱいで
見ているだけで、そこにいるだけでココロも満たされてしまう、そんな場所でした。
またエンパナーダに限らず、パンもとうもろこしから出来ています。
これをアレパと呼び、ベネズエラの国民食です。
ハッシュドポテトのような見た目のアレパにチーズや肉を挟んだサンドウィッチも
パナデリア ( パン屋さん ) に行くと必ずと言ってもいいほど並んでいます。
全体的に和食のような甘さがあり、意外にも日本人が好む味だなぁと感じました。
日本の食卓で和食を作るときに、ベネズエラ風にちょっとアレンジして
アレパでも添えてみたら、あのベネズエラの屋台の活気を一瞬で思い出せそうな気がして
日本に帰ってからの楽しみがまた一つ増えた!と喜ぶ私なのでした。
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