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ママサンドラのセマナサンタ料理教室
30 Jun 2011
セマナサンタとは、英語で言う 「 イースター 」 にあたりキリストの復活祭です。
この日は祝日になり、各家庭でセマナサンタの日にだけ食べる料理を
せっせと準備します。
旅行しているだけだと、このセマナサンタは
「 交通機関が混む!観光地が混む!!」
と、良い事なしなのですが、ホームステイしていると違った目線で楽しめるので
本当にホームステイはオススメです。
今回はそんなセマナサンタ料理をご紹介したいと思います。
セマナサンタはキリスト復活祭なので、原則一週間前から肉は食べません。
しかし肉に関しては個人や家庭によりけりで、
ママサンドラの家では前日・当日以外は食べていました。
( もしかしたら私がいたからだったのかなぁ。。と今更考えてみたりもしたけど。。)
厳しい信仰者は一週間前から断食って人もいますし、
前日から断食って人はママサンドラの周りにもちらほらいました。
断食明けには、教会で用意されている食事 ( これもまた特別なもの ) を
みんなで頂くそうです。
さて肉を食べてはいけないとなると、魚屋さんにみんな走ります。
この時期は魚も値上がりして、鮮度の悪い魚が出回るので
ママサンドラに散々「 この時期、魚を買う時はよく見るのよ!」 と教えられました。
ママサンドラの家では、魚でダシをとり魚卵をのせたスープが作られました。
これがまーーーた、ほーーーーんっと絶品で、
ママサンドラを日本に連れて帰りたい!!と心底願ったほどの絶品です。
( 今までで一番美味しかったスープ!きっとあれ以上はないとすら思っています。)
この魚卵がセマナサンタ特有らしく、かずのこのような食感が美味しかったです。
肉を食べないと言う特徴の他に、スイーツもたくさん作ります。
まずは 「 アロッス コン レチェ 」。
米を牛乳で甘く煮たもので、チャンカカという黒砂糖のようなものを使うのが特徴です。
「 米+牛乳~!!?」 と思う方も多いかと思いますが
トルコのスイーツでもありましたし、以外と世界的に認められたものなのかも!?
マサモーラという紫とうもろこし色のゼリーも欠かせません。
ママサンドラの家では ( もしかしたらアレキパ限定かも? )
アレキパでしか取れない 「 メンブリーリョ( 花梨 )」 を入れるのが特徴です。
トッピングはシナモンでしたが、家庭によってはココナッツという家もありました。
あま×あま なので、さすがのママサンドラは甘さ控え目に調整していました。
その甘さ控え目が吉と出たのか凶と出たのか、
「 これで終わりにしなきゃ・・・!」 と思うのにも関わらず
なかなか止められずに食べてしましました。。
こうやって世界の季節料理に触れると、日本に帰ったら季節のお料理を
しっかり作って、子供に、子孫に伝えていきたいなぁと思いますよね。
私は世界を好きになるのと同時に、日本がますます好きにもなります。
世界のことを知った分、日本のことも知っていたい!と強く思った
セマナサンタ料理だったのでした。
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Comment
アロス・コン・レチェはちょっと口に合わなかったです(´Д`)
世界のことを知ると日本のことを知りたくなるって同感です!
サチさんの子供になる子は幸せですねー
世界中の料理が食べれて(`∀´)
06 Jul 2011 | 海坊主
海坊主さん
たしかに売り物のアロッス コン レチェは美味しかった例がない・・・!
多分、コンデンスミルクと牛乳の比率がミソなんだと思われます☆
その点、ママサンドラのは美味しいですよ~!
うちの未来の子供は幸せかしら?
そう思ってくれるといいんだけどな~
いつか反抗期が来たら、その言葉言ってやってください(笑)
06 Jul 2011 | Sachi
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