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ボリビアごはん。Part.1
09 Mar 2011
ボリビアのごはんで感動したこと!
10 ~ 15ボリビアーノ ( 120円 ~ 180円 )で
前菜・スープ・メイン・デザートが食べられること!!
これは本当にビックリして、そして嬉しい誤算でした。
どこの大衆食堂もランチ時になると、
「 ALMUERZO ( アルメルソ )= ランチ 」 と書いた看板を出しているので
看板を見比べて、ランチを選ぶのがボリビアの楽しみの一つでもあります。
「 ENTRADA 」 と書いてあるのが前菜で、サラダとパンのことが多く
味付けはテーブルに備え付けてある塩・お酢か辛いソースでいただきます。
コースと言っても、フランス料理のように立派ではないものの
どこの大衆食堂でもサラダが食べ終わった頃に次のスープをサーブしてくれる
タイミングの良さは、素晴らしいなぁ~といつも関心していました。
スープは 「 SOPA DE 〇〇 」 とメニューに書いてあり、〇〇が今日の具材です。
( ※スープはスペイン語で 「 ソパ 」、DEは英語で言うofのような使い方です。)
こちらは 「 SOPA DE MANI 」。
MANIとはピーナッツのことで、生のピーナッツをペーストにして
牛や鳥などのおダシと一緒に煮込んだスープです。
最後に細切りのフライドポテトを乗せることもあります。
ピーナッツのコクとオレガノの爽やかさがマッチした美味しいスープ!
ボリビア料理にはすべてと言っていいほどトッピングされている
「 ペレヒール 」 と呼ばれるイタリアンパセリもいいアクセントです。
スープを食べ終えた頃に、「 SEGUNDOS 」 と書いてある中から選んだメイン料理が
運ばれてきます。
英語とスペイン語はとても似ていて、「 SEGUNDOS 」 は英語の 「 SECONDS 」と
同じで、「 2番目の 」 を意味します。
「 ENTRADA = 前菜 」 に続き、2番目のと言う意味で使っているようなので
「 SEGUNDOS = メイン 」 に当たります。
だいたいのお店がメインを2~3種類用意しているので、看板から選んで注文します。
始めのうちはスペイン語がまったく分からなかったので
POLLO ( ポリョ・ポジョ )・鶏肉か、CARNE ( カルネ )・牛肉とだけ言っていましたが
スペイン語圏の旅が長くなってくるとメニュー名から調理法も分かるようになってきます。
こちらは 「 AJI DE LENGUA 」 と呼ばれる料理で
「 AJI ( アヒ )= 唐辛子・辛い 」、「 LENGUA ( レングア )= 牛タン 」なので
牛タンを辛く煮込んだ料理と言うことがメニューから分かります。
見た目もAJIから想像出来るようにとっても辛そうですが、意外と辛くありません。
この赤さはカイエンペッパーではなくて、ボリビア・ペルー料理には欠かせない
アヒコロラドという香辛料を使っているようなので
香ばしい感じと、少しだけピリっとくる感じ、
そして何よりも日本人の大好きな牛タンが美味しく、
このメニュー名を見るたびに飛びついていました。
こちらの 「 REVUELTO DE CARNE 」 と呼ばれる料理は
「 REVUELTO = ( 具入りの ) スクランブルエッグ 」 と言う意味で、
CARNE・牛肉や野菜、フライドポテト、溶き玉子と一緒に炒めた料理です。
この料理がとても好きだったのに、この一回以来どこでもお目に掛かることがなく
恋しさが募る一品なのでした。
和食にはない発想ですが、フライドポテトをスープに入れたり、
一緒に炒めたりする調理法は意外と世界中にあります。
わたしはこの調理法が大好きなので、日本に帰ったら和食とMIXして
美味しいレシピを作りたいなぁ~と目論んでいます!
お決まりの数種類があるものの、以外と種類が多く同じものに当たらないのが
ボリビア料理。
メニュー名が単純なので、メニューを見ていれば
どんな野菜が入っているか、どんな調理法なのかが分かってきます。
スペイン語と料理が好きな私は、新たなメニューを見つけては
新しい料理法とスペイン語を覚えることに喜びを感じ、
毎日色んな角度で楽しんでいるボリビア料理なのでした!!
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