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アルゼンチンごはん。

26 Feb 2011

アルゼンチンで街を歩いていると、肉の焼ける香ばしい匂いがしてきます。


おそらく誰もが「 アルゼンチンの料理 」 で思い浮かべるものと言えば


「 牛肉 」ではないでしょうか?


実際たくさんの旅人から「 アルゼンチンの牛肉はすごい! 」と、伝説のように


何度も聞いてきましたが、確かに食べてみると伝説級の美味しさ。



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「 この柔らかさは何!? 」


「 このうまみは何!?」




・・・美味し過ぎて不思議がいっぱいです。


アルゼンチンの後にボリビア・パラグアイに行くと、もうアルゼンチンと同じ美味しさは


味わえません。


なんででしょう?


隣の国なのに・・・。


そう思い、アルゼンチンの人に聞いてみると


「 牛を育てるための環境すべてがパーフェクトなんだ。」 と。


ごもっともなお答えです。笑


アルゼンチンに限らず、南米では焼肉のことをアサードと呼び


家族や友達を集めて週末に楽しみ、交流には欠かせない存在です。


アルゼンチンでは、週に1回は必ずするよ!とアルゼンチン人が言っていたほど。


アサードの道具はドラム缶を使って作ったもので、風穴1つと煙突1つがあります。


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その風穴近くに炭を置き、風の流れる方向( 煙突方向 )に肉を置くことで


旨みをギュッと凝縮したアサードが出来る!という仕組みになっています。


日本では薄切りにして焼きますが、アルゼンチンではドンっ!と大きな塊のまま


じ~っくり時間を掛けて焼き、それが美味しさの秘訣だそうです。


味付けは基本的に塩だけですが、じっくり焼きのおかげかかなり美味しいです。


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牛肉!のイメージが強いアルゼンチンと消費量で肩を並べるのが


お隣の国・ウルグアイ。


日本人の年間牛肉消費量が12kgに対して、ウルグアイは年間60kg、


アルゼンチンは年間57,3kgです。( 2010年データ )


日本人の年間米消費量が61.4kg( 2008年データ )ですから、


ウルグイアイとアルゼンチンがどれだけ牛肉を愛しているかが


数字を見るだけでよく分かります。


肉と言うよりも、もはや主食ですね。


ちなみに、ウルグアイのアサードは薪を使って焼く豪快な焼き方です。


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チョリソーもまたアルゼンチン人の大好物で、チョリソーを挟んだパンは


「 チョリパン 」と呼ばれ親しまれています。


IMG_3109arufood.JPG


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お好みでピリ辛ソースやマヨネーズをかけて食べます。


余談ですが、「 パン 」ってスペイン語だったんですよね。


しばらくずっと英語圏にいると「 パン = ブレッド 」と呼んでいましたが


スペイン語圏に入って、ふと日本と同じ呼び方をしていることに気付きました。




カツを薄く叩いて揚げた「 ミラネサ 」 そして、ミラネサをパンに挟んだものが


軽食として食べられています。


アルゼンチンのミラネサは牛がほとんどですが、


お隣の国パラグアイでは「 ミラネサ・デ・ポリョ( 鶏肉 )」も食べられます。


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チョリパン、ミラネササンドイッチに限らず、とにかく「 肉とパンが好き! 」


なんですね。




もう一つ有名な軽食に「 エンパナーダ 」があります。


スペインやアメリカで食べられていたものですが、入植者により南米に持ち込まれ


今では南米どこでも食べられる軽食です。


エンパナーダはインドで有名なサモサの原型でもあり、


半円形の餃子のような見た目です。


皮は揚げたものやオーブンで焼いたものがあり中身の種類も豊富です。


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アルゼンチンでは玉ねぎ・牛肉・ゆで卵・オリーブが入っていて


クミン・パプリカで香味付けをしたエンパナーダが一般的ですが、


ハム&チーズ・ほうれん草・鶏肉・じゃがいもなどがあり、


お気に入りの味を探すのが楽しみでもありました。


また州によって特徴があり、カイエンペッパーを使ってピリ辛に仕上げてあったり


レーズンが入っていたり、デザート仕立てにフルーツが入っていたりと


エンパナーダと言ってもその姿は様々のようです。




街を歩けば、ピーナッツを砂糖でまぶしたお菓子を売る屋台や


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コーヒーを売る屋台があって


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軽食文化がとても発達している国だと言うことがよく分かります。


これだけ牛肉を食べ、ワインを好み、軽食をいつでもつまめる環境ともなると


嬉しい反面、「 おなかのお肉 」が気になりますが


見渡してもアルゼンチン女性の肥満体系はさほど気になりません。


むしろ、世界の美女と謳われるほどアルゼンチン女性は美女&スタイルのいい人揃い。


これは、アルゼンチン人が牛肉とワインに並び大好きな


「 マテ茶 」効果と言えるのではないでしょうか!?


IMG_3920mate.JPG


この世界三大茶にも名を連ねるマテ茶は、ビタミン、ミネラルが豊富なので


「 飲むサラダ」と呼ばれています。


年間一人当たり57.3kgの肉を消費するにも関わらず、平均寿命は76.5歳。( 2009年データ )


医療の発達もあるかと思いますが、世界的に見ても長寿国と言っても


過言ではないですよね。


日本は昭和50年の年間一人当たりの野菜消費量が約111kgから、


現在93kg( 2010年データ )と激減しているので、マテ茶を試してはいかがですか??


わたしが日本にいたらマテパンとか、マテキッシュとか


食べられるマテの研究しちゃうかも~ってくらい、


「 マテ茶 」って存在は凄そうだと言うことがよく分かりました。




ここでアルゼンチンのマテ茶道には面白い風習があるので、ご紹介しますね。


通常アルゼンチンでは、砂糖などの甘みを入れずにお湯を入れて苦いまま飲みますが




普段よりマテ茶が甘いときは、「 私の両親に会って~! 」


ハチミツが入っていたときは、「 結婚しよう! 」という




ロマンチックなメッセージが込められます。


これだけならステキ~!なのですが、もちろんコワ~イ意味もあります。。




あまりにも苦いときに、「 早く帰って! 他のいい人が出来たの。」


冷えてしまったマテ茶を出されたときは、「 もうあなたには関心がないの。」




という意味があります。


甘いマテ茶で浮かれていたら、冷めたマテ茶で突き落とされる・・・とか


怖い展開ですね。。。




牛肉もマテ茶も知れば知るほど興味深く


日本に帰ってもぜひ日常的に手に入ればいいなぁ~と願ってしまうのは


きっとわたしだけでなく、アルゼンチンを旅した多くの人達が思うことでしょう。


アルゼンチンを知ることで、日本にも日本独特の健康法があるように、


世界の美味しい健康法をもっと知りたいなぁ~と考えてしまう


アルゼンチンごはんなのでした!

Comment

色々勉強になりました!

06 Mar 2011 | kota

kotaさん
ご自宅で奥様とあまぁいマテ茶を楽しんでみてください!
日本に帰国したら、ホームパーティーで世界の料理をおもてなしさせて下さいね!!

09 Mar 2011 | Sachi

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