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ジョッキーにはなれないと悟った日

19 Dec 2010

鉱山夫にはなれないと悟ったので、早々とポトシから次の街に移動することに。


お次の街はアルゼンチン国境近くにあるトゥピサと言う街。


地図にはありませんが、タリハ ( この地図の表記が間違えていて 「 タリリ 」 に


なってますが、正しくは 「 タリハ 」 です。) の少し西にある街です。



ボリビア地図.gif


ポトシから6時間の場所なのですが、標高が4080mから2950mまで下がったので


歩くのも何をするのも随分楽になりました。


気候も、寒かったポトシとは打って変わって半袖でちょうどいい気候です。


この街は 「 地球の○き方 」 には載ってないのですが 「 ロ○プラ 」 には載っていて


旅スル人みんなから勧められていた街なので、ボリビアの中でもかなり楽しみにしていた


場所でした。


ゆっくりしたいところですが、12月20日リオデジャネイロ発・南極行きの船に乗るために


着いてそうそうこの街の目玉ツアー 「 乗馬ツアー 」 を申し込みに行きました。


3h・5h・7hコースがあったのですが、


「 みんなが勧めるならかなりいはず!!! 」


と、意気込んで7時間コースにしました。




乗馬・・・初めてなんですけどね。。。




雨季に入り始めたボリビアの空模様を気にしつつも、当日は綺麗な青空。


ツアー会社で紹介されたガイドくん ( 14歳 ) に連れられてお馬さんとご対面!


今日わたしの相棒となる 「 花ちゃん ( オス ) 」 と、


パートナーの相棒となる 「 カイザー ( オス ) 」 2匹と挨拶を交わすと


何の説明もなしに 「 じゃ、乗って! 」 とデスチャー。




ま・・・まじですか?




もっとさ、「 乗り方はこうで、こういうコトには気をつけて・・・」 とかさ、


説明・・・ないの??


・・・とココロの奥底で思いながらも、動物となら意気投合出来ると信じていたので


「 よろしくね、花ちゃん☆ 」 とめっちゃ笑顔で話しかけてから


言われるがままにお馬さんに乗りました。


そうすると、またもや説明もなしにいきなり 「 バモス!( Let’s go )」 の合図が。




ななななな!!??ど、ど、どうすればいいの!!?




あたふたしていると、勝手に花ちゃんは歩き始めました。


どうやら、人間に乗られ慣れているようです。


曲がる時もガイドくんを真似て、曲がりたい方向にちょっとだけ手綱を引けば


何の苦労もなしに曲がってくれます。






花ちゃん!めっちゃいい子じゃん!!






もともと動物を異常にかわいがる傾向にあるわたしは、花ちゃんにメロメロです。


ムツゴロウさんばりに 「 かわいいねぇ、かわいいねぇ~ 」 とナデナデしながら小1時間。


どうしてこんな地形が出来てしまったのか不思議でならない、こんな岩の出現です。


IMG_0697sachiboli.JPG


IMG_0710sachiboli.JPG


IMG_0735sachiboli.JPG


この頃からちょっと気になっていたコト。




花ちゃん・・・遅いん・・・だよね。。。




花ちゃんペースで歩いていると、あっと言う間に列から離れてしまうんです。


それに気付いたガイドくんに急かされ小走りで追いついても


また離れてしまい、ガイドくんに急かされて・・・の繰り返し。


逆にパートナーの乗るカイザーは列の一番前ではなきゃ気が済まない


いわゆるリーダー格。


花ちゃんが遅れると、ちゃんと止まって待ってくれる心優しき面もあります。


花ちゃんはちょっと急な下り道 ( 四足動物なので上りより下りが苦手なんですよね ) に


差し掛かると・・・




「 逃げようとします 」 笑




マイペースで臆病でワガママな花ちゃんの性格が、自分に重なり更にかわいく思えてきました。


みんなから遅れたって 「 仕方ないよね! 」。


道を間違えたって 「 仕方ないよね! 」。


完全に全肯定です。


素晴らしい景色と花ちゃんとの時間を楽しみながらも


3時間を越える頃になるとだんだんおしりが痛み始めました。


お馬さんたちは、一匹走り出すとみんな走るという習性を持っています。


一回小走りになるとしばら~く小走りになるはめになり


小走りになるとその分跳ねが激しくなるので、おしりへの衝撃も大きくなります。


最初のうちは 「 イタっ、イタっ・・・ 」 程度だったのが


ランチ休憩の頃には、椅子に座るにも 「 イテテテテテ 」と 顔をしかめるほどの


激痛です。


休憩を取れば回復するかと思いきや、どうやらコトは深刻そうで


時間が経つほど痛みが増します。


出発する頃には青空だった空が雲行きが怪しくなり、


ランチ休憩を終えた後ガイドくんはお馬さんを今まで以上に急かします。


しかし、それと同時に小走りになると跳ねが激しくなりわたしのおしりは限界に。


急かすガイドくんの言葉を無視して花ちゃんの早足を止めようと手綱をひきます。






雨に降られてもいい。


みんなから遅れてもいい。


お願いだから走らないで!!!






祈りに近い想いで花ちゃんに話しかけます。


でも、花ちゃん・・・










無~~~~~~~~~~視っっっっっっっっっ!!!!!!!










まさかの猛ダッーーーーシュ!!!!!










あーーーー、これだけ一緒にいても意思疎通できてなかったんだー。


・・・ハッ!


でも!!!






走ってくれると、楽じゃん!!!






そうなんです。


「 小走り 」 は跳ねが激しくなるのですが、いっそ 「 走って 」 くれると


大きく体が跳ね上がり滞空時間が長くなるので、「 歩く 」 よりも 「 小走り 」 よりも


「 走る ( ダッシュ ) 」 のが一番楽なんです。


これに気付き、今まで一番最後でマイペースに歩いていましたが、積極的に走らせようと


試みます。


しばらくはちゃんと走ってくれるのですが・・・




花ちゃん、疲れるのが超早いんです。泣




すぐ止まってしまうので、小走りさせないように歩かせて、


ちょっとしたら全速力で走らせて・・・と


ムラだらけの乗馬パターンですが、おしり的にこれが一番楽です。


そんな裏ワザ的な乗馬方法を見つけたものの、やっぱり依然として


「 何もしなくても超激痛 」 の状態。


おしりをかばって違うところに力を入れていたせいか


おしりだけでなく、足も腰も・・・全身激痛。


もう、この時には








武豊リスペクト。








武豊教になってました。


乗馬ってすごい。


ジョッキーってすごい!




帰る頃には 「 痛い!」 と言うことも、ましてや歩くことも出来ないほどの激痛でした。


そして帰ってビックリ。






おしりの皮が剥けてる!!!






武豊は神で、


そして


ジョッキーにはなれないと悟った日なのでした。

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