窓を開ければ目の前には綺麗な海。

世界でも有名なサーフスポット・ジェフリーズベイのチューブに

たくさんのサーファー達が目をキラキラさせて小走りに海に入って行く。

それは若者だけでなく、自分の親よりも年が上の人や

ようやくしっかり歩けるようになったくらいの幼い子供も。

子供のウェットスーツ姿がまた・・・可愛くて仕方がない！

その姿を、ティーカップ片手にお母さんが眺めていたり、

ご近所さんが井戸端会議ついでに海を見ていたり、

おじぃちゃんとおばぁちゃんが手を繋いで見ていたり・・・

誰もがジェフリーズベイの海を愛しているのがよく分かる。

生活に、海がある。

朝には家族みんなで飼い犬の散歩をさせる。

リードはないからどの犬も好きなだけ走り回り、好きなだけ海と戯れる。

朝日が海に反射して、水面が輝く。

目を細め海を見ていると、ダブルの波を存分に楽しむサーファーとイルカ。

ここジェフリーズベイを愛しているのは人間のみならず、イルカもなんだ。

なんて理想通り。

誰もが海を愛し、誰もが家族との時間を愛し、誰もが好きなことを好きなだけしている。

街並みもまたお洒落でヨーロッパの高級住宅街のよう。

そこに住む人たちもまた、もちろんお洒落。

そして、時間がひたすらゆっくり流れている。

朝は家族みんなで犬の散歩。

子供を学校に送り出したら、広いお庭に洗濯物を干して

音楽を流しながらお料理。

ティータイムには大好きなルンネフェルトの紅茶を飲んで

日のあたる窓際で2匹の犬、1匹のネコとひなたぼっこ。

時々外に波を見に行けば、世界のプロサーファー達のサーフィンが楽しめる。

サーフロックをスピーカーから流せば、まるでサーフィンMOVIE。

コトコトと音を立てる鍋の音を気にしながら、太陽のにおいがする洗濯物をたたみ

夜ごはんを食べたら、ダウンライトにして

南アフリカの美味しいデザートワインを片手に眠くなるまでゆっくり会話を楽しむ・・・。

・・・そんな生活、憧れちゃう。

実際、多くの人たちがそんな風に暮らしてるんだもん。

あまりにもジェフリーズベイが好き過ぎて、物件の値段とか調べちゃったくらい。

いつかあの街に住めるといいな。

そんな夢が一つ増えた、南アフリカのジェフリーズベイなのでした。

いつか・・・。