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ウガンダごはん。
06 Aug 2010
ウガンダのごはんを食べて思ったのです。
「 アフリカのごはんは不味いというイメージを、美味しいに変えたい! 」・・・と。
素材の味を生かした素朴な料理たちは、そう思わせてくれるほどどれも美味しかったのです。
基本的には < 具沢山のスープ + 主食 > がウガンダの食事スタイルで
その具沢山のスープは私たち観光客も食べやすい鶏肉もあれば
ちょっと挑戦してみた牛の足スープ ( Mulokoni ) もゼラチンたっぷりで臭みがなく
おかわりしたほどの美味しさです。
これらスープは、スパイス使いのあまりハード過ぎないところが
食べやすさの秘訣かなと思います。
「 G-Nuts 」 ( ピーナッツでしょ?と聞いても、ジーナッツ!と答えられるのですが
英語名のground nutsの頭文字をとったジーナッツなので、やっぱりピーナッツなんですけどね )
を使ったソースをベースにすることも多く、これに野菜を加えてスープ代わりに食べたりもします。
豆のソースなんて今まで想像もつきませんでしたが、これもまたゴマのような
コッテリとした味がクセになり、現地の方に作り方を教えてもらったほどの
美味しさでした!
主食が一番特徴的で、何種類かの芋や穀類を盛り合わせて食べます。
写真左奥から、タロイモ・サツマイモ・マトケ・豆の炊き込みごはん
キャッサバ
が主に食べられるものです。
マトケとは食用バナナで、バナナのような甘さはなく、サツマイモのような感じなので
味の濃いスープによくあいます。
それだけで食べても美味しい素朴な味のキャッサバが、一番のお気に入りでした。
屋台ではこのキャッサバを揚げたものが売っていて、地元の子供たちにまぎれて
一緒にキャッサバをかじっていたほどです。
日本でいうと、サツマイモの天ぷらを想像して頂くといいと思います。
ウガンダは揚げ物の軽食屋台が多く、チップスと呼ばれるものは
日本のさつま揚げのような食感と味で、これもまたチップスを食べるためだけに
わざわざ散歩に出かけていた、ヤミツキになる味でした。
インドでおなじみのサモサは、ウガンダでは中身がじゃがいもではなく
豆に変わるのですが、豆嫌いのわたしでも美味しく感じる意外なサモサなのでした。
派手さはないものの、材料の味が引き立った素朴な美味しさ。
ちょうど良いスパイス使い。
そして屋台などで食べられる手軽さ。
すべての加減がちょどよく、粗食文化の日本食で育った日本人には
きっとほとんどの人の口にあう味だと思います。
「 主食 = 米 or パン 」 だった今までのイメージも覆され、ウガンダで食べるような
芋類であれば、違和感なく主食として食べることが出来ると思います。
アフリカンフードを作るときがきたら、この芋使いをぜひマネして
素朴な味を再現したい!と思わせる、そんなウガンダごはんなのでした!
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Comment
ウガンダのお札やら食文化はFIJIに非常に似ています。
キャッサバフライ懐かしいなーーー
13 Aug 2010 | じゅん
じゅんさん
そうなんだ~!
でも分かる気がするかも。
たぶんウガンダもフィジーもインド文化が流れてるからだと思うんだよね。
それと、地質や気候が似てれば収穫出来るものも似てくるから
必然的に食が似通ってくるんだと思う。
旅してると、料理で世界と歴史を感じることが出来るからおもしろ~い!
でも、お札も似ているってすごいね!
フィジーも動物もりもり??
14 Aug 2010 | Sachi
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