中東ごはん。
07 Jun 2010
あまりにも早く 「 シリア 」、「 ヨルダン 」、「 イスラエル 」 を移動してきて
しまったので、今回はこの3ヶ国を合わせて 「 中東ごはん。」 として
料理・食文化のご紹介をさせていただきます!
本題に入る前に、俗に言う 「 中東 」 って、いったいどこから見た 「 真ん中の東なの? 」 と、
そんな屁理屈みたいなことが気になってしまったので、早速調べてみると・・・
「 19世紀以降にイギリスなどがインド以西の地域を植民地するにあたって
考え出された概念である。」
・・・ふむふむ。なるほど~。
それによって中東と呼ばれる国は、「 イラン・トルコ・イラク・サウジアラビア・
オマーン・イエメン・クェート・UAE・エジプト 」 、そして 「 シリア・ヨルダン・
イスラエル 」 だそうです。
G8の規定ではもっと広域なのですが、一般的に認識されている中東は
上の12ヶ国なんだと思います。
このことから 「 シリア・ヨルダン・イスラエル 」 の3ヶ国の料理・食文化をまとめて
「 中東ごはん。 」 と呼んでしまうのはずいぶんと大雑把な呼び方なんですが、
今回はお許しくださいね。
正しい中東は上に書いた通りです!
ということで、わたしのちょっとした疑問を解決したので、本題に進みたいと
思います!
シリア・ヨルダン・イスラエル。
この3ヶ国はどの国も小さく、3国間を国境越えすると言っても、
関東内を移動するくらいの感覚です。
今回行かなかったものの、レバノンもすぐ近くにあり、実はこの周辺国の中では
レバノン料理が一番美味しく、ヨーロッパでは高級料理として知られていますが、
シリア・ヨルダン・イスラエルもレバノン料理と酷似しています。
トルコ料理やギリシャ料理と同じで、レモンやオリーブオイル、トマト、ヨーグルトを好んで
よく使うこと( 「 ギリシャごはん。 ~ 肉料理編 ~ 」 、「 ギリシャごはん。」 、
それに加えて、ゴマを色々な調理法で使うことが特徴です。
そのゴマを使ったレシピで一番有名なモノが 「 フンモス( フモス・ホモス )」 と
呼ばれる、ゴマペーストとヒヨコマメをペースト状にした食べ物で、
ピタパンにはさんで食べたりする、代表的な前菜メニュー ( メッゼ ) です。
店によって、香辛料が強かったりオリーブオイルが多かったりするのですが、
わたしはシンプルなペースト+塩のフンモスがさっぱりしていて好きでした。
フンモスに似たペーストで 「 フール 」 というモノもありますが
こちらはそら豆をペースト状にしたモノです。
「 ババ・ガンジューヌ 」 は、茄子をペースト状にしてゴマのペースト、オリーブオイル、
香辛料を加えたモノで、日本人好み ( 香辛料の違いですね ) のモノもあれば、
ちょっと口に合わないモノもありますが、当たりに出合うと何度も食べてしまう
美味しいペーストです。
中東料理は、ペースト系が多いんですよね。
次いで有名な食べ物は、「 ファラフェル 」 と呼ばれるヒヨコマメのコロッケです。
どこのお店も感心してしまうくらい、サックサクに揚げていて、どこで食べても
当たり外れのない安心メニューです!
読んでいて気付いた方もいるかと思いますが、中東料理って野菜と豆が多いんです。
ギリシャではギロ、トルコではドネルケバブと呼ばれる、「 シャワルマ 」
( クルクル回転しているお肉 ) もありますし、他の肉料理もありますが、
特に野菜の使い方がお上手!
これらの料理は日本であまり馴染みがないのですが、欧米ではダイエット食や
ベジタリアンフードとして一般的に食べられているそうです。
確かに、フェラフェルはヒヨコマメから作っているので、生活習慣病にいいですし、
食物繊維も多いです。
じゃがいもよりはカロリーが高いですが、ダイエット食ということは
肉の代替として考えているのでしょうか。
どの料理にもふんだんに使うオリーブオイルの効果は、もうここで説明する
必要もないくらい優秀ですし、香辛料にも美容や健康に良い様々な効果がありますものね!
煮込みやスープはトマト味が多く、
中東のサラダにはレモンとイタリアンパセリがふんだんに使われさっぱりとしているので、
角切り野菜ももりもり食べられてしまいます。
短期間しか滞在しないツーリストのわたし達には、ちょっと重い感じのする
高カロリーな中東料理も、中東の激しい気候下での生活では
こういった料理が必要なんだと、灼熱の太陽の下でしみじみと実感します。
だからこそ、野菜やハーブを生でたくさん食べる食文化が形成されたんだな~と
中東でも料理のおもしろさを感じるのでした!
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