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危険度激高!ロケット花火祭り
05 Apr 2010
「 ロケット花火祭り 」。
この祭りを知ったのは、お笑いタレントの宮川大輔さんに教えてもらったからなんです。
1年前に新宿で宮川さんがいるのに気付いた私は、すかさず
「 いつも”世界の果てまでイッテQ ”を楽しみに見てます! 」 と話しかけたところ、
テレビのまんま気さくに話をしてくださいました。
そして、番組の企画で世界の祭りを何度も体験されている宮川さんの
一番オススメの祭りとして、今回のロケット花火祭りの話を聞いたのです。
「 じゃぁ、私、来年のその祭りに行きます! 」 と、まるで近所の祭りに行くかのように
気軽にギリシャに行く!と宣言した私に驚いていた宮川さん。
私・・・、本当に行ってきましたよ!
時は4月4日、イースター。
トルコが見える距離にあるギリシャ最西端の島、キオス島で行われます。
金曜に処刑されたキリストが日曜に復活したことから
毎年この時期の日曜 ( 春分の日のあとの満月後、最初の日曜 ) が
「 キリスト復活祭・イースター( ギリシャ正教会ではパスハと呼びます ) 」 の日に
なります。
日本人には馴染みのない言葉ですけれども、キリスト教徒、特にギリシャ正教の
人々にとってはクリスマスよりも重要で、1年のうちで1番大切な日です。
前後数日は休みになるので、日本で言うとお正月のような感じですね。
イースター前になると、女の子たちは花を飾ったバスケットを持ち、いろんなお店に行って
歌っては、イスーターエッグやキャンディー、おかしなどをもらうその光景は
とってもキュートで微笑ましいものです。
祭りの時期にその土地を訪れるということは、宗教を含めたその国の生活を
いつもよりももっと深く見ることが出来るということ。
日本人から見ればそれらは、まったく知らない世界なので大変興味深いものです。
教会と教会でロケット花火を打ち合うこのロケット花火祭りは、イースターをどれだけ盛大に
お祝いするか競い合っていたことが始まりだそうです。
島に着いて早々、場所や時間などを調べると、どこで見るのがベストかと
バイクで教会へ向かいました。
近づくに連れてあたりが火薬臭く、煙りが立ち込めています。
そしてヒュン、ヒュンとロケット花火の音。
あるだろうなと思っていたもののやっぱりありました、開始時間前の先走りロケット花火!
教会を見下ろせる小高い丘に行くには教会の前を通らなければならない・・・。
それは、ロケット花火の間をくぐって行かなければならないということです。
ヘルメットを深くかぶりなおし、バイクのアクセル全開!!
「 行くぞ~!!!!! 」 と気合を入れて突っ込むと・・・!
パートナーと私の間を 「 ヒュンっ 」と 1本ロケット花火が・・・。
「 !!! 」
慌ててパートナーにかかった火の粉を消すと、この祭りの危険度の高さを思い知りました。
冷や汗を拭い、見るためのいい場所を押さえると、一旦部屋に戻り寒い夜に備え
厚着をし再び出発です。
すでにたくさんの人で賑わう丘の上に行くとすぐ、始まりを知らせる教会の鐘の音が
鳴りました。
その合図と共に、まるで戦争が始まるかのようなラッパの音が鳴り、
向かいの教会の鐘をめがけて、もの凄い爆発音と同時に、本当にロケットのように
目にも止まらぬ速さで一気に数十発飛んで行きます。
数個の発射台から同時に発射するため、暫く辺りは煙で周りが見えなくなります。
煙が晴れてきたので、目を少しづつ開けて、ロケット花火の飛んだ先を見ると・・・
燃えてます 笑
ボヤです!当たり前ですよね。。
その戦争風景を何回か見たあと、丘の上からでは満足がいかないわたし達は
発射台に行くことにしました。
そこは戦場。
煙を吸い込まないように口と鼻にバンダナを巻いた若きソルジャーたちが
発射台に並べた数十発のロケット花火に 「 ライターで 」 点火しているではないですか!
「 ライター 」 ですよ!?
日本のようにスイッチでonするのかと思ったら・・・!
せめてチャッカマンとかじゃないの!??と、驚きで笑いが出てきました。
点火すると爆発のように火の粉が周囲2mくらい飛び散り、近くにいた私は
爆風と火の粉に悲鳴をあげ、すっ飛びました。
↓↓↓ この祭りを映像にまとめたものです ↓↓↓( プリーズぽちっ♪ )
あまりの火薬臭さにむせ、首に巻いていたストールで鼻と口を押さえると
すっ飛んだ先のおっちゃん達がバーベキューに誘ってくれました。
イースター前は節食期間と言って、肉やアルコールを避ける習慣があるので
その土地に合わせて私たちもビールを飲みたい欲を抑えて我慢していたのですが、
周りを見るとみんなビール片手に肉にかぶりついてます。
敬謙な信者たちはもちろん控えていると思うのですが、意外とどの宗教もどの国も
現地にいけばこんなものだったりします。
ちなみに正しくは、この節食期間は日付が日曜に変わる夜中の12時に終わり、
日曜になるとキリストの復活を祝い、今度は逆にみんなで豪勢に肉を食べます。
このおっちゃんたちは、節食を守ってないというよりもフライングでしょうね 笑
「 おぉ!日本人!!ビールは好きか!?肉は好きか!!? 」 と、体育会系ノリで聞かれると
「 もちろん、大好きだよ!! 」 と答えたばかりに、結局その晩中そこで火の粉と爆風に
まみれながら、肉とビール三昧のお祭り騒ぎだったのです。
わたし達のインドで肉を食べない生活は、肉が大好きな人たちの国・ギリシャに入った途端、
終了して、わたし達もギリシャの人々と同じように肉にかぶりつきました。
この島の男性は、船乗りやエンジニアが多く、みんな日本に行ったことがある方ばかりで
日本人と言うとすごくかわいがってくれます。
ギリシャに限らず、日本って本当にウケがいいんです。
賛否両論あれども日本にいると分からない、日本の外交仕事っぷりにいつもいつも
感謝でいっぱいです。
UAE ( アラブ首長国連邦 ) の空港で超がつくほどお偉いさんと話す機会があったのですが、
そのときも日本人と言ったらかわいがってもらいました。
しかし、ハッキリと 「 I hate America. 」 と・・・。 「 Don’t like 」 ではなく、「 Hate 」。
自分が言われたわけではないけれども背筋が凍りつきました。
日本はこのように言われること自体少ないと思います。
このロケット花火祭りで実際の戦争が起きないなら、ぜひ続けて欲しい祭りだなぁ・・・と
ビール片手にベロンベロンのおっちゃんたちがくだを巻いている話を聞きながら、
そう思ったのでした。
タイのロイカートン、インドのクンブメーラ、そして今回のロケット花火祭り。
仏教、ヒンドゥー教、キリスト教の大きな祭りを経験してきて気付いたこと。
「 祭りは危険だ 」 ということです。
祭り自体の危険度が高いことはもちろん、市民が便乗して爆竹を鳴らしたりして危ないんです。
その点、日本って穏やかな気質なんだなぁってしみじみと思います。
仏教、ヒンドゥー教、キリスト教ときたら、次はイスラム教!
無宗教者でなければこんなに色んな宗教を覗き込み体験することは出来ません。
その利点を存分に発揮して、各地の色に染まりながら世界の祭り・世界の祭事に
参加したいと思うのでした!
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Comment
すげー!!危険Σ(・ω・ノ)ノ!
怪我しちゃいそうだね。
でも一回くらい体験してみたいなぁ。
07 Apr 2010 | あいぼん
あいぼんさん
ほんと危険過ぎなんだよね、この祭り!
日本じゃ絶対体験出来ないだろうから、1回は体験してみてもいいかも☆
ギリシャほとっても綺麗な国だからハネムーンにもオススメっ笑
07 Apr 2010 | Sachi
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