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インドごはん。 ~ 肉料理編 ~

22 Mar 2010

ご存知の通りインドは宗教的に菜食主義者 ( ベジタリアン ) が多い国です。


ヒンドゥー教徒は聖なる動物の牛を食べることはないですし、


イスラム教徒は不浄の動物の豚を食べません。


宗教的ではなく、金銭的に貧しく肉を食べられない人もたくさんいます。


そんな国で食べられる肉は 「 マトン( 羊 )・鶏肉・水牛 」 です。


牛は聖なる動物ですが、水牛は牛扱いではないらしいです。似てますけどねぇ・・・?


それでも、ヒンドゥー教聖地に行けば一切の肉がなく、玉子も食べられません。


理由は 「 不殺生 」 の精神なんです。


その精神は動物だけに留まらず、根菜類のように、そのものを食べてしまったら


命が絶えてしまうと考え、果物や実しか食べない主義の 「 フルータリアン( 果食主義者 )」 や、


「 ビーガン 」 と呼ばれる絶対菜食主義に加え、蜂蜜もイキモノの副産物なので


摂取しない、衣類も動物性のものを身に着けないという徹底した主義の人々もいます。


・・・などと、細かく分ければベジタリアンはベジタリアンでも色々いるわけなんです。


中でもインドで特に多いのは、肉と同じで玉子を命とみなし玉子を食べない


「 ラクトベジタリアン 」 や、玉子は食べるという 「 ラクト・オボ・ベジタリアン 」 で、


どちらにしても言えるのが、ミルク ( インドでは飲むミルクも水牛のミルクです ) は


命を奪う行為をしていない ( 不殺生ではない ) ので、乳製品は食べるというベジタリアンです。


国民の80%がなんらかのベジタリアンで、特に敬謙な宗教信者の人たちは肉を食べる人たちと


同じ場所いることを嫌うため、ベジ ( ベジタリアン ) かノンベジ ( ノンベジタリアン ) か


明確に分かるように、レストランの店頭に表示されてます。


寝台列車に乗るときですら 「 ベジ?ノンベジ? 」 と必ず聞かれ、


スナック類などには 「 100%ピュアベジタリアン製品 ( 玉子や肉類を含んでいない )」 と


一目瞭然で分かるように表示がされています。


そんなインドに3ヶ月もいれば、ツーリストのわたし達ですら自然と肉を食べることが


減ってきます。


後半に至っては、インドの人々とまったく同じで肉も玉子も食べないラクトベジタリアンに


なってました。


ですので、肉料理をご紹介すると言っても数多く紹介出来ないのですが、


美味しかったのでご紹介しますね!




インドの肉料理と言ったらこれ!「 タンドリーチキン 」!!


聖地以外の肉を食べられる土地であれば、


「 うちはタンドール ( 釜 ) でチキンを焼いているよ~! 」 と言わんばかりに


チキンがつるされています。


IMG_8718indiafood.JPG


値段はフルで200ルピー( 400円 ) でハーフで120ルピー( 240円 ) が相場ですね。


おかわり自由のカレー定食・ターリーが30ルピー( 60円 ) で食べられるので


やっぱりチキンは高価です・・・。


ヨーグルトとスパイスにじっくり漬け込まれたチキンは、じっくりとタンドールで焼かれ


香ばしさとしっかり味のついた奥深い味が、肉を絶っていた体にガツンとパンチを


与えてくれます。




「 チキンティッカ 」。ティッカ ( Tikka ) は 「 小さく切った 」 という意味で、


チキンティッカの作り方と味はタンドリーチキンと一緒です。


IMG_8606indiafood.JPG


タンドリーチキンが骨付きに対して、 チキンティッカは骨がなく一口サイズなので


食べやすいです!




日本人には水牛の味は馴染みがないですよね?私もインドで始めてトライしたのですが


ドキドキしながら初めて食べた水牛は臭みが強くて固く、あまり美味しいとは


思いませんでした・・・。


しかしマトン ( 羊 ) は、牛肉よりももっと柔らかく、ビリヤーニ ( 炊き込みご飯 ) や


カレーのメニューでマトンを見つけると、喜んで食べていました。


値段はチキンよりもマトンが安いです。




日本にはインドのような敬謙な宗教文化がないため、最初はうっかり左手を使ってしまったりと


インドでは忌み嫌われる行為をしてしまうこともありましたが、


どっぷりインドに身を任せると、それも次第に慣れてきます。


このままベジタリアンもいいかな~なんて思ったこともありましたが、煩悩の多い私は


これから行く国のガイドブックで肉料理を見れば、やっぱり食べたい!と思ってしまいます。


健康を気にして肉を減らそうとは思うものの、「 ありがたく・感謝して・楽しく! 」


食べることが大切だと思うので、インドを出たらまたその国の流儀に従うことでしょう!!

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