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LAST FRONTIER

29 Feb 2012

アメリカ大陸の北の果てアラスカ。


LAST FRONTIERとも言われるこの北限の地は


実は日本から一番近いアメリカ大陸であることはあまり知られていない。




といっても東京-アラスカ間で約5,550kmあり、ダイレクト便でなければ


1日かけて来る事になるが、そんな長い時間をかけて現地で会ったのは相方のご両親。


念願のオーロラを見るべく、私たちの予定に合わせてはるばるアラスカまで来ていただいた。


第一の目的はもちろんオーロラだけれど、アラスカ鉄道に乗って


アラスカの自然を堪能したいというご両親の希望を叶えるべく飛行機の着いた


アンカレッジから次の目的地デナリ国立公園まで雰囲気たっぷりの列車へと乗り込む。


僕たちが訪れた9月のアラスカはちょうど紅葉ではなく黄葉が真っ盛りで


列車は黄色く色づいた木々の間を、颯爽と抜けていく。


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見所では親切にもアナウンスが入り、列車もスピードを落として


景色を十分に堪能することが出来る配慮。


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アラスカの自然の雄大さ美しさに虜になるのも納得。


目的地デナリ国立公園に着き、ホテルのチェックインをしている時、


夜中オーロラが出たら電話で連絡するサービスがあると聞き


期待はしていなかったけれど一応お願いすることにする。


しかしここデナリはオーロラ帯からは大きく外れていて


めったに見れることはないのでお酒をたっぷり頂いてからの就寝。


そしてその日の深夜1時過ぎ、まさかの電話で起こされる。


期待に胸を躍らせながら外に出てみると、


そこには見たこともない驚異の天体ショーが繰り広げられていた。


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北東の方角から力強く揺らめきながら迫りくるオーロラは


まるで光の妖精がダンスを踊っているようだった。


ぼくの拙い表現では言い表せないけれど、とにかくそれは生き物のように


躍動し、爆発し、昇華していく。


その圧倒的な美しさに本当に言葉が出てこない。


出るのはアー、とかウーとかいう、言葉にならないうめき声だけ。


次々に現れる美しいオーロラに写真を撮ることもすっかり忘れてしまい、


ただただ自然の織り成す神秘を見ていることしかできなかった。


われに返って、いざ写真を撮ろうとしても


僕の頭は未だパニック状態で、構図も何も考えることもできず


ただシャッターを押すのが精一杯。


約1時間くらい続いただろうか、美しい妖精たちはいつの間にか音もなく消え去り


まるで夢を見ているようだった。


なかなかその興奮状態から抜け出すのは難しく、やっと落ち着いて


なんとか撮った10数枚の写真を見返してみるが、


あーすればよかったこうすればよかったと反省点ばかり。


それでも、夢のような天体ショーをたっぷり見れた満足感に


アラスカに来て本当に良かったと、脳裏に焼きついた映像に浸る。


そしてあと何回こんな素晴らしいオーロラを見ることができるんだろうと


期待は高まるばかり。


高まった興奮は抑えがたく、寝酒がわりのウィスキーをあおって


ようやくベッドにもぐり込んだ。

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