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ZION

02 Nov 2011

ZIONとはエルサレムにあるシオンの丘こと。


ヘブライ語では「隠れ家」という意味。




ラスベガスでカジノを楽しんだ後、向かったのはこのZIONと呼ばれる国立公園。


周辺は決して目立つものではないが、風景に溶け込む洗練されたデザインの建物が並び、


ZIONの隠れ家的な景色に魅了されたデザイナーが造ったものだろうか、


素晴らしい芸術作品たちがギャラリーの軒先に華やいだ雰囲気を与えている。


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その背景に目をやるといくつもの巨石群が見下ろすようにそそり立っている。


ユタ州の南部に位置するここZIONは世界最大級の巨石群が織りなすように


集まっている地帯として人々を魅了している。


そんな巨石たちには現在の形に至るまでの長い長い歴史が詰まっている。


堆積した土砂に圧力がかかり、浸透した水に溶け込んだ鉱物がその固さに磨きをかける。


そうやって途方もない年月をかけて出来たものがようやく岩となる。


こうやって巨石としてあり続けるということは、風雨による浸食、天変地異にも耐えて


今の姿を保っているということ。


普段は気付かないけれど、彼ら自身、地球が創造した類まれな自然(奇跡)の一部ともいえる。


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この公園の最大の魅力はその巨石だけではなく、その巨石をこれもまた途方もない


時間をかけて削りあげたナローズと呼ばれる川にあると言える。


ナローズとは高さ600mから1200mにも及ぶ岩山が川の浸食によって削られ、


狭い川幅とは裏腹に削られてできた岩の壁が覆い被さるように迫っている場所。


この絶壁が迫る岩肌を見ながら、靴を履いてジャブジャブと川を遡上していく


ナローズトレッキングは、ここでしか味わえない最大の魅力のひとつ。


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薄く靄がかかる頃から途中の支流に繋がるところまで遡上すると、


始めは刺すような冷たさだった川の水温も、深い谷底のようなナローズに


陽が射し始める頃となり熱くなった身体にはちょうどいいくらいの熱さましになる。


途中、誰かが使っていたものだろうか、


滑りやすい川を沿遡上するにはぴったりの杖代わりの棒を拾って、


ゆっくりと自然が造り出した芸術品のような岩肌を堪能しながら、


ちょっとした趣きの違うトレッキングを楽しむ。


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時折、鉄砲水が押し流してきただろうたくさんの流木や岩をみる。


この小さな川には似つかわしくないほど大きなものまで。


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今は小さく、それほど深くもない大人しい雰囲気のこの川も、


ひとたび上流にまとまった雨が降ったなら、その姿は一変、


氾濫した川は何もかもを押し流す、想像を絶するエナジーとなる。


その集大成こそ、この深く岩肌に刻み込まれた川なのだ。


もうアメリカにきて幾たびもついた感嘆のため息がでる。


多くの人が自然の見せる美にこんなにも魅了されるのは、


僕らにそういったDNAが伝わっているんだ、きっと。


僕ら人間も自然の一部。


旅をしていたってこんなごく当たり前のことをついうっかりと忘れてしまうことがある。


そんな時はやっぱり都会を離れて、自然に触れるのが一番。


Into the Nature!


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Comment

カメラ何使ってるの〜レンズは何〜?!と気になる。

きれい。

02 Nov 2011 | toitoi

↑カメラについてだったりの新コーナーができてた!わかった!↑
良き旅をー☆

02 Nov 2011 | toitoi

toitoiさん

カメラコーナー気付いて貰えた???
PICK UPの記事もよろしくです。

さて、今回のはほとんど10-22mの広角レンズ。
大きい風景の場合は24-105mmの標準が多いかな?

最近はレンズ欲しい病が収まってきたけど、
しいて言うなら短めに明るい単焦点が欲しいですw

02 Nov 2011 | futoshi

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