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アマゾンの恵みにかぶりつき

09 Jun 2011

シャーマンのいるサンフランシスコ村をさらに船で5日ほど上流に行くと


本物のアマゾンを体験できるイキトスという街がある。




個人的には船でアマゾン河を行くという響きに男のロマンを感じたのだが


お話したとおり、サンフランシスコ村で夥しい数の蚊に刺されてしまい、


夫婦ともども状態があまりにもひどかったので、一旦リマに戻り、


専門の病院にかかって、僕だけ懲りずにアマゾンへ飛行機で向かう事となった。


空港を出た途端、群がってくるタクシーの客引きの方々10数名。


俺の車に乗れ!!と彼らも必死である。


南米に入ってここまで、こんなにたくさんの客引きに囲まれたことはなかったので、


インドを思い出してちょっぴり嬉しくなった。


僕はこういう時、その軍団の外で話しかけられずにいる一番控えめなそうな人に


話しかけることにしている。


最初から相場の何倍もふっかけてくるのはもちろん論外。


相場より極端に安い値段を言ってくる前列の面々の多くはマージンの入る宿や


ツアー会社に連れて行こうとするし、いざそこに泊まらないとなると


かなりの値段をふっかけてくる。


後ろでもじもじしているような控えめな人は値段提示も大抵控えめなプライス。


今回の場合も大した交渉もせずに納得のお値段で行き先のホテルへと向かう。


その道中、うだるような暑さから一転、大粒の雨が降る。


やはりここがアマゾンということを改めて実感させてくれる。


この街の主要交通手段はアジアではおなじみのオートリキシャー。


彼らはこんな時どうするのかと見ていると、さすがはアマゾンの畔に生活する彼ら。


荷台にはいつも雨避けのビニールシートを用意しており、雨が降るとそれを走りながら、


さっと取り出し運転席のひさしに取り付ける。


といってもワイパーなんてものは無いため全部隠してしまうと


前が見えなくなってしまうので、ひさしから20cmほど下に取り付け、


その隙間を覗き込むようにして運転する。


そんな視界で運転して大丈夫??と心配もしたくなるけれど、


僕はオートリキシャーという乗り物を操る運転手たちには敬意と尊敬を込め、


全面的に信頼をしている。


旅の中で、飛行機をはじめ、船、電車、バスなど様々な乗り物に乗ったけれど、


その中でも断トツに好きな乗り物がこの三輪オートリクシャー。


iquIMG_0021.JPG


窓がなく、さほどスピードも出ないこの乗り物は通り過ぎる街の匂いや暑さ、


人々の活気までも肌で感じることができ、旅感というのかそういったものを


充分に味わうことが出来るのだ。


それに付け加えて、このオートリキシャーが走るところは大体が活気にあふれ、


人や他のの乗り物、動物などでごちゃごちゃと混雑をしたところが多く、


その中の小さな隙間を見つけてはお見事!としか形容できない技で


ぐんぐんと前へ進んでいく。


そんな彼らの絶妙な運転技術もこの乗り物を愛してやまない理由のひとつだ。


さて、そんなリキシャーマンたちが活躍するイキトスの中心にある市場を訪れてみると、


なるほどここはアマゾン河の畔に違いないと納得する品の数々。


お店の軒先に並ぶのは、アマゾンで獲れる魚はもちろん、


サルやらオウムやらイモムシにワニのブツ切りなどなど。。。。


P1000501.JPG


P1000510.JPG


男のロマン?であるアマゾンの風にあたったせい?かどうかは分からないが


一緒に行った友人と妙なテンションになってしまい、


人生初のイモムシに挑戦することになった。


P1000498.JPG


TVでは何度も目にしたイモムシ料理。


意外とクリーミーでおいしいというのはよく耳にしたけれど、


まさか実際に食べることになるとは・・・。


ましてやこれがなんの虫になるのかも分からないのだ。


意を決して、頭をつまみ、ぬちゃっとした食感を想像しながら口の中に入れてみる。




と、、、よく煮てあるせいか、意外にも中身はぬちゃっとした


クリーミーな感じではなく、中身を食べるというより、そのガワを食べるようだ。


そのガワは意外にも固く、なかなか噛みきれないので、頭を取って口に放り込む。


さて、そのお味は???




うむむむ、正直言って旨いんです、これが。


甘辛く煮つけてあるソレは酒のアテにはぴったりの味付けで、


頭を取ってソレと分からないように出されれば、


大抵の人ならイケるびっくりの美味しさ。


その味付けならあえてイモムシでなくても、、とも思うが


とにかく不味いものではなかったと皆さんにご報告をしておきます。


調子に乗った僕たちは、せっかくならアマゾンらしいモノを食べようと


お次はそこら中に並べてあるワニの炭火焼とナマズのような魚を食べることに。


P1000526.JPG
左)お魚  右)ワニの焼肉


アマゾンの魚の旨さはシャーマンの村で存分と恩恵に与っていたので、


想像通りに美味しく頂く。


さて、肝心のワニは??


これまたTVではよくお見かけしたワニ肉。


聞くところによるとチキンのような味だとか。


イモムシを食べた僕らに怖いモノはなく、勢いよくワニ肉にかぶりつく。




・・・・・固っ、とにかく固いんですけど。。


味はさておき、とにかく固いワニの肉。


チキンと言われればそんな味がするような気もするけれど、


僕たちの食べたソレはとにもかくにも固い物体でしかなかった。


残念なことに、ワニほど頑丈な顎を持っていない我々は、


完食することを諦め、ワニはもう食べなくてもいいよね・・・と


その固さの前に完敗し、すごすごと市場を後にしたのでした。

Comment

一番上の写真の魚、旨いよね~!!!
見た目的には、とても食べたいと思える魚じゃないんだけどね。(笑)

17 Jun 2011 | スミサト

スミサトくん


確かにアマゾンの魚はグロテスクなものが多いけど、
味は日本の川魚より脂がのってて本当に美味しいですよね!

修行中は塩なしだったけれど、充分美味しく頂きました~

17 Jun 2011 | Futoshi

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