Home » Blog » Futoshi's Blog » シャーマニズム体験info

シャーマニズム体験info

06 Jun 2011

前回の記事でシャーマンについては終わる予定だったのですが、


想像よりも反響が大きく、お問い合わせを頂くことが多かったので


僕自身の経験、聞いた話をもとに参考になりそうな事を書き留めておくことにします。




まずは場所、行き方について


ペルーの首都リマの旧市街、北方面のバス会社が集まるところから
アマゾンの支流にあるプカルパという街までバスで約20時間。
リマには南米各都市のような長距離バスターミナルが無いため、
各バス会社のオフィスから出発することになります。
ただ、行き先によってある程度オフィスが固まっているので、
各バス会社を調べるのにそれほど不自由ではありません。
値段はどの会社も50~80ソレス(日本円で約1500円から2400円*1ソレス30円計算)
その値段の差は座席の広さ、食事の有無、トイレの有無で変わってきます。


*着くまでの間、バスを降りて休憩することが無く、約20時間くねくねとした道を猛スピードで走り続けるので、多少高くとも快適なシートをお求めになることをお勧めします。


プカルパの街から隣町のヤリナコチャという街までオートリクシャーで20分ほど
(約4ソレス)。
サンフランシスコ村まで行きたいと言えばボート乗り場まで連れて行ってくれます。
そこからアマゾンの支流をボート(約2ソレス)で約1時間ほど
上流へ行ったところにあるのがシャーマンのいるサンフランシスコ村です。


村の環境などについて


船着き場を降り、桟橋を抜けていくと民族的な文様が描かれた家々が見えてきます。
現在は、約2000人ほどの人が住んでいて、村の中心地には電気も通っていて、
小さな商店、土産物屋、インターネット屋さんまであります。
商店には水やその他の飲料水が売っていて、パスタや米なども購入が出来ますが、
新鮮な野菜、フルーツはまったくと言っていいほどありませんでした。
必要であれば街まで買いに行くか、予め買っておくほうが良いと思います。
といっても、ごくごく限られた場所の話で、多くはガスや電気はもちろん、水道すらないところもあります。


まさにジャングルを切り開いた、というような場所で少し歩くとここがジャングルの中だと言うことを実感できると思います。
そんなところですから、当然のことながら見たこともないような動植物、虫がいます。


蚊やダニは街以上に豊富で、相方が700箇所近く刺されたというのも脚色のない事実。
特に、朝夕は大群で襲ってくるので、こまめに虫よけを塗るのはもちろん、
なるべく蚊帳の外から出ないで過ごすしか方法はありません。
皮膚の敏感な相方は4種類の虫よけを買い、10日間でほぼ使い切ったのにも関わらず
容赦なく刺されてしまいました。
この後に行く、さらに上流のイキトスという街ではOFFという虫よけが
かなり効果があったので、行かれる方は試してみてはいかがでしょうか。


ちなみに刺されてしまうと、かゆみで寝れないほどだったので、
リマで診察を受けた、アマゾンの虫さされを専門とするお医者さんに
処方された塗り薬、かゆみどめを紹介しておきます。
*リマ市内の薬局で購入できます。


ただし、ドクターの処方箋がないと買えないかもしれませんし、
肌への相性、禁忌事項があるかもしれませんのであくまでも参考程度に。


塗り薬①  LADEXOL    mometasona 0.1%


塗り薬②  CLOBENATE clobetasol 0.05%
   

痒み止め  CETRIXIN    cetrizina 10mg


また補足として、お医者さんに言われた刺された時の対策を紹介しておきます。


①絶対に掻かない!!


*これが一番難しいのですが・・・跡に残らない、症状を悪化させないためにも
なんとか我慢して、絶対にかいてはいけませんよ!!


②刺激のあるもの、アレルギーを起こすものを食べない


肉類、卵、魚、牛乳など脂っこいもの、フルーツ(特に柑橘系)など。
その成分がかゆみを助長するようです。


今更ながらこうやっていればよかったと思う僕個人のオススメ対策は


①肌を清潔に保ち、とにかくこまめにけちらず虫よけを塗りたくる。


といってもシャーマンによってはディエタ(食事療法)の期間中は
その効果を高めるためにシャンプー、石鹸もダメ、
虫よけも塗らない方がいいと言われる場合があります。


②黒系の服によって来やすいのでなるべく白い服を着る。


白い長そでやシャツがBESTです。
ただ、薄い生地のものはその上から容赦なく刺してくるので
暑くても我慢をして多少厚みのあるものを。


③日本で防虫、防ダニシートを購入してセレモニーの時、寝る時に使用する。


どこのシャーマンのセレモニー会場でも大抵はそのまま寝れるようにマットが用意され、シーツのようなものも用意をしてくれるのですが、いかんせん高温多湿で
いろんな人に使用されているマットですからどんな虫がいるかわかりません。
僕たちも日本で購入して、アフリカ縦断中に使用していたのですが
そのおかげかアフリカではまったくといっていいほど虫に悩まされることは
ありませんでした。ただ僕たちが持っていたのは効果が6カ月ほどだったので
既に捨ててしまっていましたが・・・・・。


かなり高価なものになりますが、半永久的に使える防虫シートもあるようです。
絶対に刺されたくない、特に女性の方は激しく購入をオススメします。
僕たちももし売っていたなら100ドル以上でも購入したのは間違いありません。
この時に限らず、安宿でダニや南京虫に悩まされる人は少なくありませんので、
まず買って後悔することはないと思いますよ。


最後にもっとも重要なシャーマン、セレモニーについて


ここサンフランシスコ村では誰もが認める5,6人のシャーマンがいて
ここを訪れる人の多くはそのうちの誰かを師事することになると思います。
ここではセレモニーに関する金銭的、身体的トラブルを聞いたことがありませんが、
熟練されていないシャーマンについてさんざんな結果になったという話が
無いわけではありません。


またペルーに限らずアマゾンのあるボリビア、コロンビア、ブラジルなど
他の南米諸国でもアヤワスカのセレモニーを受けられる場所がいくつかあるようですが、残念ながら悪質な人につかまると法外な値段を要求されたり、酩酊状態の時に脅され、
金品を盗まれたり、身体的被害を被ることが無いわけではありません。


時間が無い人は別にしても、出来ればすぐにセレモニーを受けるのではなく、
受けた人の評判や実際に会って、そのセレモニーの内容や人柄を確かめたうえで
シャーマンを決めた方が良いでしょう。


サンフランシスコ村には桟橋を抜けてすぐ、左に100mほど行った所に1軒だけ
宿泊施設があるので着いた日はまず慌てずにじっくりと自分とフィーリングの合う
シャーマンや内容、会場を吟味したうえでセレモニーを受けることをお勧めします。


立地も民家が近かったり、ディスコがあってうるさく、セレモニーに集中できない環境もあるのでやはり実際自分の目で確かめたほうがいいでしょう。


*セレモニーにかかる費用はシャーマンによってまちまちですが、
1回のセレモニーで大体50~150ソレスです。
ディエタや特別なセレモニーをお願いするとさらに値段が上がります。
参考までに僕たちがお願いしたエディンソンというシャーマンの所では
1回のセレモニーで50ソレス。
僕たちのやった8日間のディエタ、薬草風呂、宿泊、食事、
それに4回のセレモニーを含めた一連のコースで500ソレスでした。


無事、自分に合うシャーマンを見つけたなら次はとうとうセレモニーです。


そのやり方もアヤワスカの調合もシャーマンによって違いますが、
共通しているのはアヤワスカと呼ばれるジャングルに自生するツタを煎じた飲み物、
森の精霊と交信するイカローと呼ばれる歌、そして悪いモノを取り払う
浄化作用があると言われるジャングルの煙草です。


このセレモニーはあくまでもジャングルに住む人々が何百年もかけて培ってきた
治療の一環なので、素晴らしいビジョンが見られるからといって安易に
オススメできるものではありません。


そもそも吐いたり、下したりして悪いモノを出すというデトックスが
目的のひとつでもあり、その差こそあれ、激しい嘔吐、悪寒、発汗、下痢などの症状を
伴うので、決して楽しいものではなく、むしろ苦行に近いといっても
過言ではありません。


アヤワスカと呼ばれる飲み物もセレモニーを受けた人が口をそろえて
「世界一まずい」と評するほどで、もう2度と飲みたくないと言う人がほとんどです。
飲んでからも先の通り、強烈な副作用を伴うので初めて受けた人はその気持ち悪さに
ビジョンどころの話では無くなるというのもよく聞く話です。


またビジョンに関しても、見えるものもが必ずしも自分の求めるような
素晴らしいものであるとも限りません。


人によっては地獄を見たという表現をされる人もいますし、
恐怖のどん底を味わって死ぬかと思ったと言う人さえいます。
それはそれで、その人にとって必要なビジョンという見方も出来ますが、
でもやっぱり苦しかったり、辛いのは嫌ですよね。。。


僕たちのシャーマンが言うには、セレモニーを受けるにあたっては心と体を健全に保ち、自分のビジョンに集中すること!!だそうです。


少なくとも、気分がすぐれない時や身体の調子が万全でない時は
決してオススメ出来るものではありません。
飲んだアヤワスカの量や体質によっても異なりますが、
影響が続くのは大体4~6時間ほど。
断続的に現れるその効果はいつ発現するかもわからないので、
今何も感じないからといって飲み過ぎてしまうと、とにかく苦行で
終わってしまう可能性もあるので、様子を見ながら飲んだ方が良いと思います。


といっても、ちゃんとしたシャーマンは決して飲むことを強要することはありませんし、
状態をみて適切なタイミングでフォローをしてくれます。


禁忌


セレモニーを受けるにあたっていくつかの禁忌事項があります。
アルコールやドラッグはもちろんのこと、刺激の強い食べ物や飲み物は
避けなければいけません。
また高血圧、精神疾患の薬などを服用中の人は身体に悪影響を及ぼす可能性が
あるので、これもまた避けなければなりません。


つらつらと思いつく限り、参考になりそうな事を書いてみましたが、
最初に書いたように、こればかりは安易に人にオススメ出来るものではありませんし、
多少なりとも覚悟が必要なのでセレモニーを受けるか受けないかはあくまでも
個人の判断に委ねられます。
やっぱり私には無理だと思った方は、たぶんそれが正解なんだと思いますし、
ここまで聞いてもやはり経験してみたいと思った方はそれはそれで正解なんだと
思います。


なんにせよ、今もなお日本の裏側にシャーマンという神秘的な存在がいるってことは


確かな事実なのでした。


Comment

こんちは☆
わかりやすい説明ありがとうございます☆

う~んやっぱりセレモニー受けてみたい☆

10 Jun 2011 | しんご

しんごくん

しんごくんなら苦行もへっちゃらだと思うよ、実際(笑)

ヨガとか瞑想をやって精神的にフラットでいられる人には

それほど苦痛ではないのかも。

チャンスがあればシャーマンに会いに行ってみて下さいね~

10 Jun 2011 | Futoshi

Comment Form

このエントリーのトラックバックURL

http://www.one-plus.net/mt/mt-tb.cgi/460

blog
Share
Bookmark and Share
twitter
サチのつぶやきはこちら twitter
フトシのつぶやきはこちら twitter
僕たちの日記が雑誌に掲載されました。小学館falo BE-PAL10月号増刊