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いざ太陽の島へ
23 Apr 2011
ラパスからバスで4時間、ペルーとの国境の街、コパカバーナにつくと
汽船が運航する世界最高所の湖、ティティカカ湖がある。
その広さは琵琶湖の約12倍、標高は約3900m。
富士山の頂上よりも高いその場所に鎮座するこの湖は、
インカ帝国が始まった場所とも言われており、
青く澄んだ空と白化粧をした山々をバックに神秘的な雰囲気を醸し出している。
そして今回の目的はコパカバーナからボートで4時間ほどいった所にある太陽の島。
ここは太陽の神が地上の人々に文化を与えるため、初代インカ皇帝のマンコ・カパックと
その妹ママ・オクリョを遣わした場所と言われている。
島は段々畑で覆われ、様々な野菜が育てられている。
そこに住むインディヘナの人々はその他に牛やブタなどの家畜と
湖で獲れる魚を生活の糧にしていて、昔ながらの生活を垣間見ることができる。
島内にはかつての神殿跡などの遺跡も残っており、のんびりと時間をかけて
トレッキングがてらインカ時代に想いを馳せる。
ただ、湖があるので錯覚してしまうがここは標高4000m近い高地。
本格的な装備はいらないが、アップダウンの激しい丘を上り下りすると
すぐに息が切れてしまう。
そんな僕らを尻目に地元の人は大きな荷物を背負ってスタスタと歩いて行く。
初老の人に追い抜かされてしまうのは少々くやしいものがあるが、
ここは素直に彼らの健脚と心肺機能に敬意を表する。
どのみちこんな長閑なところで急ぐ必要など全くないのだから。
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Comment
富士山頂より高いのか〜そりゃ息荒れるわ。
29 Apr 2011 | じゅん
じゅん
個人的には人が住むには酸素が薄すぎます(笑)
でも、地元の人はこんなとこでも
サッカーをやってたりするんだよ!!
そうそう富士山の山頂って夏の昼間は暑かった?
こっちはそれより標高高いのに雪もなく、
昼間は暑くて野菜とかも木も育ってて不思議。
森林限界って場所によって違うんだね~
01 May 2011 | Futoshi
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