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南極クルーズ(完)
19 Feb 2011
南米に渡る前から、行きたいとは思っていた南極。
ただ、ネックになるのはやっぱりそのお値段。
安くても2000ドル、上陸船なら3000ドルはくだらない。
世界をぐるっと周りたい僕らにとってそのお値段はやっぱり高い・・・。
狙いはつけつつも、半分諦め気味でクルーズの格安サイトを
時々見ていたくらいだったのですが、
とある日、1500ドル台になっているのを発見。
しかも、クリスマス&年末年始を挟んでいて、日程的にもベスト!!
人生で南極に行くとすれば今しか考えられない。
今も続く、円高の追い風もあり
、
相方と相談の結果、今行くしかないでしょう!ということになり
二人で入力画面を見守り、震える手でポチっと。
この旅史上、最大のお買いもの。たぶん、これからの旅も含めて。
購入した後の僕らの浮かれっぷりといったら・・・
口癖はなんてたってセレブ!!
興味がありそうな旅人の方々には行ったこともない南極の魅力を語り、
トドメの言葉は決まって「セレブ」
人生でセレブになるチャンスは今しかない!
今ポチっとしなきゃ、いつポチっするんだ!!的な営業トークで
バックパッカーご夫婦を2組お誘いすることにも成功??し、
意気揚々のセレブ計画のはずだったのですが、
近づくにつれて段々と「セレブ」って言葉に重圧を感じるように。
フォーマルデイって何するんだろう?とか、普段の服ってどうしたらいいの?とか
セレブ的生活には疑問がいっぱい・・・・。
直前まで旅の先輩夫婦に教えて貰ったり、一緒に乗り込むご夫婦と情報交換したり。
リオ・デ・ジャネイロで2組のご夫婦と安宿で落ち合ってからも、
お互いのスーツを見比べたり、女性陣は女性陣でドレスの品評会。
普段着はどうする?乗船する時は何を着る?と、
前日まで見えない「セレブ」像に四苦八苦する始末。
それでもなんとか体裁を整え、まだ見ぬセレブ達が待つ港へ。
つくやいなや、同じ船に乗るであろうセレブ仲間?達の服装をチェック。
短パンにサンダルにTシャツ・・・
なんだ、結構みんな普通だねと落ち着く一同。
それぞれ荷物の制限のあるバックパッカーでも一番いい服(襟付きシャツ)や
ワンピースを着て来た僕ら一同、まずは一安心。
乗船手続きを終えて、やっとこ僕たちの乗る船とご対面。
これに乗るのか!!
収容人数を聞いていたとはいえ、豪華客船がこんなにも大きいものだとは・・。
もちろん、もの珍しさいっぱいで記念撮影をパチリ。
荷物は乗船前にポーターに預けていて、部屋まで運んでくれる。
悲しいかな、今までの旅では荷物を運ぼうとする人はよからぬ人か
チップを要求する人しか出会う事がなかったけれど、ここではその心配も皆無。
乗船中の全てのチップは1日10ドルでクレジット払い。
これが高いのか安いのかも分からないけれど、チップに慣れていない僕たちは
船が取り決めているその額を下船時にクレジットで払うようにしてあるので、
その他は特別なことがない限り、求められることもありません。
いざ、部屋に入ってみると部屋自体はそれほど大きくはないけれど、
安宿に慣れた僕たちには充分過ぎるほどの設備と気遣い。
断らなければ、1日に2度も入るルームクリーンに清潔なタオルとベッド。
これぞまさしくセレブ的生活!!とこれだけですっかりセレブ気分。
南極までの道程、乗客を飽きさせないよう、毎日イベントが盛りだくさん。
その内容は毎夜届く船内新聞で翌日に何が行われるかすっかりわかるようになっていて
次の日の計画をみんなで立てるのも楽しい。
とにかくうっかり南極へ行くっていう目的を忘れてしまいそうなほど
船内の設備は充実していて、乗船して数日は迷子になりながら船内を探検。
そして乗船数日後、魔のドレーク海峡(海流の水温差の影響で波が高い)と言われる
南極と南米大陸の間にある海峡では、時化なみの揺れを体験。
さすがの大型豪華客船も、この時ばかりは快適とは言えず、
プールはまるで日本海のよう。
そしてついに辿り着いた南極大陸。
ここで見た情景は、今までにもまして圧倒的で人智を超えた自然。
言葉に出来ないことが悔しくもあるけれど、
言葉にならないほどの超自然がそこにはあった。とでも言っておきましょうか。
地球って素晴らしいです、やっぱり。
南極でのクルーズを終えても最終寄港地のブエノスアイレスまではまだまだ。
人類最南端の都市があるウシュアイアでは、
お世話になった上野山荘へ年始のご挨拶。
格別何があると言うわけではないけれど、とびきりかわいい看板犬のトゥルーチャと
上野山荘の魅力に惹かれて集まった旅人達と
毎夜寝る暇を惜しんで語らったのは忘れられない。
続くビーグル水道では両側に大氷河が連なる絶景に息をのむ。
もう間もなくこのクルーズも終わりという頃、
地球が真っ赤な夕日をプレゼント。
南極クルーズを締めるに相応しいそれはそれは綺麗な夕日。
またいつか、ここで出会った景色をもう一度。
そう思わせる20日間の船旅がようやく終わりを告げ、
これからはまた、いつもの旅に戻る。
僕らの行く先々には、まだ見ぬ感動が待ちかまえているのだから。
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Comment
南極クルーズレポ楽しく読ませて貰いました。
それにしても数々の写真、本当に圧巻ですね!!
私もいつかは、クルーズ旅行行ってみたい。。
お疲れ様でした。これからの旅紀行も楽しみにしてます。
20 Feb 2011 | Shinpei Ishida
真っ赤な、夕日。
俺も見てみたいです。
また、絵を書きます。
新島のコマより
22 Feb 2011 | こま
スタープリンセスなんてすごいの乗ったね~。
うらやまひい。
豪華客船の中でもとびきりじゃん。
やっぱり日本の飛鳥とは、比べ物にならないね。
本当にうらやましい。
23 Feb 2011 | チュゲ
SHINPEIさん
いつも見て頂いてありがとうございます。
クルーズ船、実は思っていたほどの高額なものでは
ありませんでした。
日本の長期休みに沖縄などの離島に行くより
よっぽど安いんです。
そして、何から何まで至れり尽くせりの環境は
是非一度味わってみてください。
病みつきになる人がいるのが分かりますよ~~
新島のコマくん
新島で見た夕日も忘れられませんよ。
その風景を毎日見れるコマくん達がうらやましい!
またいつか戻った時に、新作を見せてね。
帰る頃には、でっかくなってるんだろうな?
新島での再会楽しみです!
チュゲくん
いやいや規模はさておき、
クオリティーは飛鳥の方がいいと聞いていますよ。
残念ながら、ご飯のレベルだけはイマイチなのです。
特に寿司は・・・・・。
そしてパックンも元気に旅を続けていますよ。
ブログには載せてませんが、また写真を送りますね。
24 Feb 2011 | Futoshi
こんにちは。初めてブログを拝見しました。
楽しく世界を回られていらっしゃいますね。
実は自分も現在海外放浪中でして、南極に行く方法を探しています。
お二人がチケットをゲットした格安サイト、是非教えていただけないでしょうか?
22 Dec 2011 | yukaringo
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