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世界一危険な?動物園
30 Sep 2010
居れば居るほど好きになっていったアフリカの滞在も
あっという間に4ヵ月が過ぎてしまい、最後の国、南アフリカでは
トルコから何度となく一緒に旅した旅友カップルともお別れ。
日本での再会を固く約束して、僕たちも新しい大陸へと向かう。
ケープタウンから飛行機で降り立ったのはアルゼンチンのブエノスアイレス。
そこは降りた途端に完全なスペイン語圏。
旅も一年ほどになり、英語での旅行も慣れてきたけれど、
スペイン語の知識が全くない僕らにとってはいきなりアンデス山脈のような高い壁。
市内への移動も一苦労で、番地をいうだけで精一杯というありさま。
着いた初日からスペイン語の洗礼を受け、
勉強しないと買い物すらまともに出来ない事を痛感させられたのでした。
それでもなんとか宿で一緒になった方々と一致団結していざブエノス観光へ。
やって来たのはルハン動物園というところ。
ここは、ライオンやトラなどの猛獣に触ることが出来る動物園として有名で、
世界一危険?な動物園とも言われております。
噂には聞いていましたが、ここは想像以上に猛獣パラダイス。
まずは手始めにライオンの赤ちゃんと一緒に写真撮影。
*写真の彼(AZUくん)とはトルコにいる時にTWITTERで繋がって
ようやくここブエノスでお会いできました。なんだか面白い時代になりましたね。
そんな彼のサイトはこちらヒトマワリヒトリタビ
さてさて、ここまでなら他の動物園でも出来るところがあると思いますが、
この動物園はこんなものでは終わりません!!
お次はライオン(大)
なんだか気持ちよさそうに股を開いていますが、彼のココロが開いているかは?です。
ガブリといかれたら・・・という恐怖と闘いながらなんとか記念写真をパチリ。
そして一番怖かったのがこの檻。
ライオンが一匹とトラたくさん。
さすがにここには入れないだろうと思っていたら、係の人が入れ入れと手招き。
えっ、えっ?と戸惑いながらも待機ゾーンへ足を踏み入れてしまう。
当日は真っピンクのジャケットを羽織っていたため、
昔どこかで聞いた動物の習性を思い出す。
動物は血の色である赤を見ると興奮するとかなんとか。。。
これは非常にまずいとすぐさまジャケットを脱ぎ捨て、覚悟を決めて檻の中へ。
それにしてもこの檻、トラの数が多すぎです。
触るだけなら一匹でいいのに、なんでこんなにいっぱいいるんだろう。
多分、上野動物園のトラより多いんじゃないでしょうか?
南アでやったバンジーよりもはるかに心臓をバクバクさせながら近寄ってみる。
近くで横になっている一匹に恐る恐る触ろうとしたら、
突然違う二匹が僕の背後迫ってくるではありませんか。。。
背後には来ないでくれ!!という願いもむなしく事態はさらに悪化。
背後に来た二匹がケンカをし始め、二匹とも後ろ足立ちになって威嚇し合う。
二匹がもつれた瞬間、一匹の尻尾が僕の首筋にバチンと飛んできた。
正直、子供の頃に少年ケニアという冒険小説を読んで以来、一対一なら、
槍を持っていれば、ライオンやトラなら勝てると信じていましたが、
トラの尻尾一発でそんな妄想は吹っ飛び、
トラは人間より絶対的に強いということを確信しました。
おかげさまでその後の写真は見事に顔が引きつっていて、
野生に敗北した人間のヒトコマなのでした。
そんな猛獣動物園ですが、他にも象やラクダに乗れたり、
放し飼いにされたリャマやらシカやら、日によってはクマにも触れるとかで、
とにかく何でも触れてしまう、日本では絶対にあり得ない動物パラダイスでした。
動物が好きな人、猛獣に触りたい人は是非訪れてみてください。
命の保証はありませんが・・・
最後はかわいらしいカピパラさん。
調子に乗って至近距離でパチパチしていたら、
最後はギロッと睨まれてしまいました。。。
皆さん、野生動物には節度を持って接しましょうね。
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Comment
カピパラ恐ェな〜 凄い目つきしてんね!
動物に噛まれた日記も読みたいけど(笑)、くれぐれも気を付けてね♪
06 Oct 2010 | 丸坊主
丸坊主くん
動物に噛まれるっていってもライオンやトラは洒落にならないよ~~~
カプッといかれたら、カクっと逝ってしまいます(笑)
09 Oct 2010 | Sachi
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