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大爆発に大興奮のロケット花火大戦争!

05 Apr 2010

今回お送りするのはギリシャで一番楽しみにしていたロケット花火大戦争です。


キオス島という所で行われるこのお祭りは、元々イースターを教会同士で


どれだけ盛大にお祝いするかという競争から始まったようなのですが、


年々激しさが増し、ついには大砲で相手の教会を撃つような事態に陥り、


代わりになるものは?ということから始まったのがこのロケット花火祭り。


100年以上続く由緒正しいお祭りなのですが、


ギリシャの法律的には完全に違法なのだとか、、、


このお祭りで使われるロケット花火はすべて参加者の手作りで、


長さは70~80cmもあり、飛距離はなんと1000m。


それを民家がひしめく市街地で撃ち合うのですから、当然といえば当然ですよね。


日本ならば木造住宅が多いのであり得ませんが、石造りの家が多いギリシャならでは。


それでも毎年ケガ人やボヤが起こっているようで、


一時は強制的に禁止しようとしたらしいのですが、


長年続くこの伝統行事を止めることは住民の反対が多く無理だったようで、


今なお激しく打ち合っています。


神輿に乗ったくらいで祭りが中止になる日本とは大きな違いですね。


危険過ぎるものは別としても、日本も法律を超える行事を認めるくらいの


懐の深さがあってもいいような気もしますね。



さて、このお祭りを知ったのはご存知「世界の果てまでイッテQ」というTV番組。


偶然、相方が宮川大輔さんと都内で遭遇し、


一番面白かったお祭りは?と聞いたところ、このお祭りがすごかったと。


実際の映像を見たけれど、信じられない位の大きさと数のロケット花火が狂気乱舞。


これだけは外せないと、4月4日のイースター(復活祭)に合わせてギリシャ入りし、


待ちに待ったこの日を迎えました。


話が長くなってしまいましたが、ここからは当日の模様を写真でご覧ください。


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特大ロケット花火を持ってニンマリのギリシャ人。


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暗くなる前から大量のロケット花火を持ちこんで準備の最中。


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火薬庫にはロケット花火がすでに満載!!


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子供たちもこの日が楽しみ。発射台の前でポーズ。


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ついに始まったロケット花火大戦争。


直後から辺りが真っ白になるくらい激しく撃ち合っています。


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400mほど離れた教会の鐘を目がけて数えきれない数のロケット花火が飛んでいく様は
壮観です。


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手慣れた人は発射台も使わず、素手で発射!!


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たった1本でもこの威力。火薬の量が半端じゃありません。


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角度を決めて、、、


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若者たちがせっせと発射台に花火を設置。


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一気に点火!!!


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辺りは火の粉と煙で目がくらみます。


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こっちも負けずにFIRE!!!!


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もはや花火というよりロケットそのものです。


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いっぺんに何百本というロケット花火が相手の教会目がけて飛んでいきます。


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小さな子供も教えて貰いながら着火。


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ちゃっかり僕も撃たせて貰いました!!




聞けば、このお祭りには15チーム位が参加していて、


聞いたところのチームは25000発用意したとかで


チームのTシャツの後ろには作った本数がプリントされていました。


単純に計算すると40万発弱の花火がわずか数時間で撃ち尽くされることに。


これは公式に言われている数よりはるかに多いので定かではありませんが、


1本作るのに2ユーロくらいと言っていたので、


この日だけでいくらのお金が火となり煙となって消えていったのか・・・


経済が傾いていると言われているここギリシャで、


このお祭りにつぎ込まれる労力とお金を考えると


ギリシャ人の尋常でない意気込みを感じずには居られません。



さて、実はこの大戦争が行われている最中も


当の教会の中では厳粛なミサが行われているのです。


教会の映像を撮ろうとロケット花火が飛び交う中、命懸けで中までイッテQました。


あんまり大げさではありません。


なんせ特大のロケット花火が時速220kmで飛んでくるのですから。。


うっかりビデオだけしか持って行かなかったので写真が無いのですが、


教会の周りは撃ち込まれたロケット花火が足の踏み場がないほど散乱していて、


次から次へと撃ち込まれる花火で教会は火の粉に包まれ、


さながら本物の戦争のようです。


そんな中でも、教会内部では敬虔なギリシャ正教の信者たちは正装をして


蝋燭に火を灯し、キリストの復活をお祝いしています。


この異空間のギャップに戸惑いながら撮影していると、


一人のギリシャ人が声をかけてきてくれました。


彼はお祭りに参加する側ではなく、敬虔な信者のようで、


このお祭りを「unbelievable and unacceptable.」だと言っていました。


詳しく聞いてみると、このお祭りは毎年ケガ人や火事も出るし、


花火が撃ち込まれる教会周辺の家にはなんの保障もなく、


家が燃えたり、汚れたりしても全て自費で改修しなければならず、


かなりの負担を強いられるのだとか。


確かにロケット花火は窓ガラスが割れるほど強力なので、


周辺の家はどこも自作の金網バリケードを作って


家に直接当たらないようにしていました。


日本でいえば毎年大みそかに自分の家目がけて何十万発というロケット花火が


飛んでくるって考えるとさすがにそれを楽しむ気にはなれないのも納得です。


そういった側面を知ってしまうとただ単に楽しむだけの僕らは


なんだか申し訳ないような気がしてきますが、


これからも伝統あるこの行事が続けられるよう、


地域住民の協力と理解が得られるような形で進められたらいいなと願うのでした。






この日の映像もMOVIEにUPしました!

ギリシャロケット花火大戦争


Comment

こんばんは、ご無沙汰してます☆

世の中とんでもない祭りもあるんですね~
そんな狂ったパーティー初めて知りました 笑

個人的にはサイケデリックパーティーも
どっかで体験したらぜひアップしてほしいですね☆
まだ聞いたこともないようなアンダーグラウンドスポット!

では気をつけて長い旅を続けてください☆

07 Apr 2010 | keei

おぉぉぉぉぉぉぉ!

知ってますよ!このお祭り!
危険な祭りシリーズの一つです(笑)

テレビで観ただけでもかなりの迫力でした。
教会もすごいことになってたし(^^;)

撮影魂にも火がついてしまいますよね!!!!
ファイヤー!

08 Apr 2010 | さと

keeiさん

世界には日本人には信じられないお祭りがあるんですね。

お祭りとか人の集まる所にはエナジーというか情熱があるんで

やっぱり興奮しますね。

サイケデリックパーティーは分かりませんが、

面白そうなお祭りとかイベントがあれば

貪欲に攻めてみたいと思います!!

09 Apr 2010 | Futoshi

さとさん

宮川大輔さんが一番危険で面白いって言っていたのに

納得のお祭りでした。

これからUPする映像の中に、良く見ると遠くですが

実際当たってしまった人がいて、腹を押さえて

ウウッてなっています。

是非発見してみてください!!

でも、ネットが遅くてまだUPできないんですが・・・

09 Apr 2010 | Futoshi

みなさん


ついに映像UPしました。
お待たせして申し訳ありません!!

ギリシャロケット花火祭り@キオス島
http://www.one-plus.net/movie/

10 Apr 2010 | Futoshi

ひやーーーー
まじで戦争ですね!!!!!!!
いいなあいいなあ。

きけんですねーーーー
こっちは、水で戦争してますよ☆朝からばんまで・・・ようやるわ

てか、
ふとしさんちょっと腰がひけてまっせ☆

14 Apr 2010 | shingo

shingoくん

タイは水かけ祭りの真っ最中だね!!
インドではクンブメーラの真っ最中!!

そうそう日記も見たけど、タイの治安は大丈夫??
ちょっと心配してたよ~~


そうそう着火の時は完全に腰が引けてます(笑)
チキン野郎とよんでください。。。

14 Apr 2010 | Futoshi

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