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パイってところは、

18 Nov 2009

僕たちは、ただ今パイというタイ北部の山間地に滞在しています。


ここパイは10以上の部族が住み着き、さらにここの絶好の環境に目をつけた外国人が


住み着いています。



本当に移住したくなるのが納得の静かで平和な場所で、タイの方にとっても日本でいえば


軽井沢のような避暑地であります。


普段半袖しか着ることがない南国のタイの人にとってここにきて敢えて長袖を着るのが


嬉しいんだとか・・・なんとなくわかりますけど、面白いですね。


タイで人気のドラマでパイがロケ地になったとかでさらにパイの人気は高まり、


至る所でコテージの建設ラッシュ、土地の値段も高騰しているんだとか・・・


そういったこともあってパイに長く移り住んでいる人の中にはパイはもう終わったと


言っている人もいるようです。


それでも、ちょっとバイクを走らせれば日本の原風景を観ているような長閑で牧歌的な


風景を垣間見ることができます。
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個人的には、生涯の終の棲家は海のそばに決まり!!と固く信じていたんですが、


ここにきて山と川があって、畑があるって生活もなかなか捨てがたいな~って


思ってしまうほど本当に素敵な村です。


そんななかで日本人の方が中心となってつくった理想郷ムーンビレッジというのが


あるというのを友達から聞いて訪ねてみました。

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もう言葉がありませんでしたね。


村の中心から10kmほど山へ入った川のそばの開けた場所には手作りのコテージ風の


家屋が点在し、それぞれがアイデアにあふれた家でありながら、


ここパイの自然に溶け込んでひとつの風景を織りなしています。


ここムーンビレッジの住人は人間以外にも犬を始め、ヤギ、ニワトリなどが


いるのですが、みんな仲良しでそれぞれに飼われているという感覚はなく、


放し飼いで人間とともに自然と調和している感じで、なんとも平和な暮らしを


営んでおります。


ここに住んでいる方々も言い方を変えれば地球に放し飼いといった感じで、


地球を感じながら自由を生きているように思います。


村人の方には突然の訪問にも関わらず、優しくお出迎え頂き、まずお世話になったのはこ


この土地を持っているタイ人のジェーブさん。

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とにかくこの方のお家も本人もとってもオシャレで、贅沢で気持ちのいい時間を


過ごさせて頂きました。


次にお邪魔したのは川の近くに居を構えるケンさんとヨシノさんのお家。


伺ったときはちょうどお家の壁づくりの最中で、近くで取れる粘土をこねていました。


聞いてみれば、井戸掘りからお家まで全部手作り。


ケンさん曰く、男なら一度は自分で家を作ってみたいだろ?ってかっこよすぎです。


僕も人生でやりたい100のリストの中に入っているのですがいつになることやら。


でもいつかは実現させます、きっと。


ケンさんは旅人で画家で音楽家でもあります。


ながくインドに滞在しシタールの勉強もしていたとかで、楽器の造詣も深く、


伺ったときは自分で竹笛を作っていましたが、本人曰く、何千本と笛を作っているけど


納得の一本はまだ出来ていないんだとか・・・なんとも深いお言葉です。


満足したら終わりってことなんですね。


このケンさんの話は面白過ぎて尽きないのですが、最後にひとつ。


あるところで占ってもらったところ、詩を書いて出版するとお金がザックザック


入ってくると言われたそうで、それ以降も違う人から同じことを


言われているんだそうです。


ケンさんもそれならっ、とノートを買って書きためようとしているそうなんですが、


最初の一小節がなかなか浮かんでこない。


長い間、思い浮かばなかったそうなんですが、この前滝で真っ裸になって水浴びを


していたら突然浮かんできたんだ。と。


「そうだ、俺は旅人だ」


「放浪的定住者だ」


この二言がぱっと出て来たんだそうです。


直接お話しさせてもらったので、この二言がケンさん自身を上手く簡潔に表現している


言葉だな~と納得してしまいました。


このケンさんは旅人でありながら、ひとつの場所に滞在が長かったそうで、


それはむしろ滞在というよりは定住に近い形で世界中を廻って来たお方。


旅人でありながら定住者でもあるという言葉を聞いたときなんとも上手い表現だな~と


感心してしまいました。


「そうだ、俺は旅人だ」


「放浪的定住者だ」


土壁の丸く縁取った窓から見える真っ白なコットン畑となんとも青い秋晴れの空を


バックに宙をみつめ、そう語るケンさんを見て、つくづくこの言葉に続く詩を


ぜひとも読んでみたいな~と思うのでした。


そしてこのケンさんと出会って旅人になぜ音楽をやる人が多いのか


自分なりに解ったような気がするのです。


一人で長く旅をする人にふと強烈に襲ってくる孤独感、もちろんそれらを癒す


手慰みにもなるでしょう、しかしそれより何よりもまず音楽に国境がないから


なんだろうなって思うんです。


どんな国であろうとも、原始的なものからテクノロジーを駆使したものにせよ


音楽とは人間の有史以来、常に人のそばを離れず、人の心を動かしてきたという事実が


あるのです。言葉の壁はあったとしても、音楽とはもっと本能的なもので、


国境も人種も超え、心で感じることが出来るひとつの媒体であるとも言えるんでは


ないでしょうか?


なにやらちょっと難しくなってきましたが、要は音楽とは神様が人間に与えた、


心で感じあうひとつのコミュニケーション能力だと思うわけなんです。


パイってところは思わずそんなことを思ってしまうそんなようなところなのです。


最後の写真は僕たちが泊まっているゲストハウス。


庭には色とりどりの花と気持ちのいい芝生があり、朝から晩までジャズ、ルーツ、ロック


とかなりセンスのいい音楽がかかっています。


おまけに2匹のわんこさんが戻ってくるたびに駆け寄り、寝る時もコテージの前で番犬を


してくれるので、ついつい離れがたく、長居をしてしまうのです。

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パイの夜。

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Comment

楽しんでるね~
By the way, my chaild is boy.
His name is Xin(芯)
I shall travel Indonasia with him by growing up 2.
So please research Indonasia some day(^^)
Best regards, Bye!

21 Nov 2009 | kota

kota

Hi Kota!
I'm so sorry,I did mistake!!
I'm looking forward to meet your boy!
See a

22 Nov 2009 | Futoshi

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